2020年02月16日
ラジオ放送を企画!軸となって活躍した在校生にインタビュー
- 音響デザイン科
今回はイベント制作という授業の様子をご紹介します!
ライブイベントの企画や運営など主に音響デザイン科に属する分野を扱う事が多い授業ですが、今回は履修生が発案したラジオ番組の制作という内容を取り扱いました。番組内容の企画・制作だけでなく(今回の放送のために制作されたジングルもバッチリでした)、しっかりと番組本番の進行までこなします。
学内スタジオから機材を拝借して、何もない場所に即席の放送ブースを作るのはお手の物ですね。
国立音楽院 1Fの「オアシス」と呼ばれる、在校生達にとっての憩いのスペースで今回の放送は行われました。
事前に「リクエストボックス」を学内に設置して在校生の生の声やお気に入りの一曲を募集したほか、卒業公演を控えているアニソン声優科の履修生をゲストにお招きしたコーナーを放送。
日頃、様々な学科・様々なジャンルのイベントを支えている彼らだからこそ「こんな面白い人達がいることを、紹介したい!」という想いがあったようです。
こちらは今回のラジオ放送企画の発案者であり、メインパーソナリティも務めたドラムカスタマイザー科に在籍する吉田 新(よしだ あらた)さん。学科の枠を超えて履修ができる環境を活用して、様々な分野の授業に精を出しています。
番組タイトルは新(あらた)さんの名前をもじってA-RADIO(アラジオ)に。
落ち着いたMCも耳に心地良く、大変好評でした。
今回の企画について、新さんにお話を伺ってみました。
— 今回のラジオ放送はいつ頃企画されたのでしょうか?
年末最後の授業で(「イベント制作」を受け持つ)河辺先生より年明け一発目に企画会議をしよう、ということになりました。
イベント制作として今年一年間、毎月なにかしらの学内や外部イベントの裏方をさせて頂きましたが、今までとは違う、今年度まだやっていないことをしたいなと僕自身考えていて。
自分の中で3つ企画を考えたのですが、その中で一番面白そうだったのが、ラジオでした。それが見事に企画会議で通りまして。
— ラジオにはもともと馴染みがあった?
もともと、TV番組や音楽は好きでしたので、車に乗るとCDやカセットはもちろん、ラジオもよく流して聴いておりました。お気に入りの番組もたくさんあり、社会人時代はラジオを聴くために外回りの営業に出ていました(笑)
— (笑) 新さんにとって、ラジオの魅力は何でしょうか。
ラジオの魅力としては、今まで知らなかった音楽や映画、人、ものに出会えるところです。あと、よくラジオドラマとかも途中からでも流し聞きしてたりしてました。結構面白いんですよ。
— 企画会議に通ってから、実際に動き始めるにあたって考えていたことはありますか?
過去、同様に学内でラジオをやっていたと聞きました。どのくらいの期間でどんな番組をやっていたのかは知りませんでしたが、僕は今回の企画を出す時点で、複数回の放送をするつもりでいました。
複数回放送するにはそれなりの反響が必要条件だと思っていて。学院PR、学生参加型という絶対に外せない2つの要素を中心に番組制作していきました。
まぁ実際、リクエスト投稿は全部紹介しきれていませんし、それくらいこの番組に対して、反響はあったわけですよね!
やりましょう、第2弾!!!
— 是非ともレギュラー企画として定着させていきたいですね!ひとまずは1回実際にやってみて、具現化できたと感じるところは?
「人を巻き込む」っていう裏テーマが自分の中にあって。自分で考え、頑張れるところ(得意分野)は頑張り。あとはスタッフそれぞれの得意分野の知識、力を発揮して頂きました。
こういった「学院PR」「学生参加型」「人を巻き込む」っていうのが、ラジオ番組としてひとつにまとまり、具現化できたかなと実感しています。
反省点としては、より、だれでも気軽に参加できるような番組内容。そのための告知PRをする必要があります。
あとは、僕の冷静なMC力が必要ですかね?いざO.Aしたら30分は短かすぎました(笑)
— MCはじゅうぶん冷静だったと思いますが、確かに30分はあっという間でしたね(笑)
あとは番組として、内々の笑いではなく、オーディエンスやリスナーも笑顔になる放送を目指したいですね。
次回やりたいこと、むしろやることを挙げるとすれば。
公共の電波に乗せた、学生参加型ラジオの放送。
それが学院PRに直結しますので。
ぜひともやりたい、やりましょう!!
— 是非!それが実現したらどういった内容にしていきたいですか?
番組内容もゲストに講師の方をお呼びして、音楽人生のバックボーンや音楽の趣味嗜好を聴いてみたいです。
もちろん今回やったリクエストも含め、また学生の生の声を届けたいです。
老若男女、誰でも参加可能な生即興演奏とかも出来たら楽しいだろうなと思います。
まぁ、放送の規模は置いといて、この学校は、外でのライブ活動をしている学生も多く「学生一言申す!」の投稿は、ライブ告知やメンバー募集、バンドPR、自慢や頑張ってることなど、この学校にいる人すべてが、思い思いのことを発言出来る場として、この番組をもっともっと有効活用してほしいですね。
— これからも楽しみにしています!ありがとうございました!