2018年09月23日
ピアノ調律科によるアクションモデル製作実習・続編
- ピアノ演奏科
- ピアノ調律科
本日(9/23)、国立音楽院 東京校では国家資格であるピアノ調律技能士の技能検定が行われています。
そういえば、ピアノ調律科では夏休みに製作実習がありました。
ブログでもちらっとご紹介させて頂いていたのですが、その続編をお送りしたいと思います。
さてさて、何の実習だったかと言いますとピアノの仕組みを知るために役立つ「アクションモデル」の製作なんです。
木を削るところから始める製作実習を夏休みに開催したのですが、学生さんの作品はその後どうなったのでしょうか。
凄い!ピアノの断面図が一目瞭然の状態にまで仕上がりました。
真横から見るとこんな感じ。
ピアノって、とても複雑な構造をしているんですね。
学校見学に来られた方も、調律の教室でフタの空いた状態のピアノを見ると驚かれる事が多いのです。
調律師のお仕事は音程を合わせる調律という作業だけでなく、これだけ複雑な構造をしたピアノという楽器の調子を整えていく事が求められます。調律科ではこうして1から製作してみる事で、しっかりと構造を理解していきます。演奏家の方にとっても密接に関わる構造のお話が気になる方はピアノ調律科の体験授業も無料開催しておりますので是非、お気軽にご参加下さいね♪
ライター:山P
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