2022年07月29日
イベント制作授業主催のライブイベント「MISHUKU MELTDOWN」
- ジャズミュージシャン科
- シンガーソングライター科
- ドラムカスタマイザー科
- ロックプレイヤー科
- 音響デザイン科
- 高等部
企画も運営も裏方スタッフも全て学院生
7/28(木)に、国立音楽院・東京校B1 パラダイスホールにて開催されたライブイベント「MISHUKU MELTDOWN」が無事終演致しました!
この公演はイベント制作という授業で企画され、様々な学科の在校生が出演エントリーして開催に至りました。今年度が始まってから夏休みまでの約3か月という短い時間でしたが、今年度入学の皆さんもそれぞれの持ち場でベストを尽くし、大きなトラブルもなく無事にイベントを終えることができました。
今回出演エントリーしたのは全9組、高等部・シンガーソングライター科・ロックプレイヤー科・ジャズミュージシャン科・作曲アレンジ科・コンピュータミュージック科・ドラムカスタマイザー科・アートセラピー科・リトミック本科・専門部・研究科・卒業生など、本当に色々な学科から参加していました。
国立音楽院では、このように日頃から学科の枠を超えた履修や多学科間が自然な形で交流しています。
年齢も編成も様々。
授業を通じて繋がった方々や、学内の普段の交流の中で友人知人を介して繋がっていく方々など、バンドやユニット結成に至るまでの多様なプロセスもこの環境ならでは。
もちろん弾き語りでの出演もOK、ヴォーカル無しのインストでもOK、それぞれの持ち味を活かした表現でパフォーマンスしています。
企画運営だけでなく、音響や照明も学院生
当日に裏方スタッフを務めたのもイベント制作授業履修生の皆さん。PAは音響デザイン科の卒業生にメインオペレートをお願いしましたが、転換など含むステージ周りや照明のオペレートは、実は先生の力に頼らず在校生のみで切り盛りしていました。
看板も、もちろん学院生の手作りです。
夏休み特別講座「ライブってどうやるの?」
今回、演奏者側・裏方側どちらも実際のライブイベントは初めての経験だったという在校生も多くいました。
出演者数の兼ね合いであまりリハーサルの時間も取れないということもあり、PAは転換時の簡単なサウンドチェックのみ、照明も皆さん公平に指定無し(仕込む時間も今回は無し)、という形でした。ライブハウスでのブッキングライブ・企画ライブ・ワンマンライブなどの空気感ともまた違う雰囲気だったかもしれません。
細かい部分までしっかりと詰めて準備していくことができる公演ばかりではないので、学内ライブではイベントに合わせた準備の仕方や、イベントによってできることやできないことがあるということを知って頂ければと思います。(どの役割においても、年齢経験問わず別の持ち場の方へリスペクトを持ってコミュニケーションできるように是非ともなっていってほしいです…!)
バンドやセッション、シンガーソングライター実践などの授業を履修している方の中にも音響デザイン科の授業に出ている方は実際多いのですが、どちらかだけを履修しているという方ももちろんいるため、準備には何が必要か、それぞれの持ち場の方とどんなコミュニケーションが必要か、ということは誰しも最初は分からないものです。
そこで、夏休み期間中の8/27(土)と8/28(日)の二日間、演奏者側も裏方側も一堂に介してライブ準備~リハーサル~本番~本番後の撤収まで含めた一連の流れを学ぶ特別講座「ライブってどうやるの?」を開催します。ご自身の持ち場や役割に関係なく、一つの公演を全員で作るために細かい部分の認識を共有して今後に活かしていく機会にして頂ければという講座です。
本講座は在校生の方だけでなく、公開講座の形となりますので一般の方もご参加頂く事ができます(要予約)。ライブがどのように成り立っているか知りたいという方も、今まで何となくの感覚でライブ現場に携わっていた方も、今さら聞けない…ということがある方も、是非この機にご参加下さい!
詳細とお申し込みは下記ページよりどうぞ!