原 保奈美Honami Hara
高等部3年生
中学生の頃は吹奏楽部でアルトサックスを吹いていました。吹奏楽部でJPOPや演歌などの様々なジャンルの曲を演奏し、そこでジャズに出逢いました。ジャズの楽しさを知って、もっと本格的にジャズを勉強したいと思いました。そしてこの国立音楽院を見つけ、音楽をしながら高校卒業もできるサポート校であることがわかり入学を決めました。
国立音楽院は音楽を通して人と人を繋いでくれる場所だと思います。年齢層も幅広く私と同じ高校生や中学生もいますし、もちろん年上の方達もいます。だから音楽はもちろんですが、さまざまな方と関われることで学べることも多いです。私はこの学校に入る前はあまり学校に通えていませんでした。ですがこの学校に入学してからはちゃんと学校に通えるようになりましたし、自分に自信が持てるようになりました。そして先生や学院生の方たちが本当に優しい人ばかりなのでそんなところも含めて国立音楽院の魅力だと思っています。
高等部は年に4回のスクーリングとレポートの提出のみなので、無理なく好きな音楽に力を入れることができます。授業ではレポートでわからないところを先生に教えてもらえるので、とてもわかりやすいです。レポート内容も難しくなく、教科書を見れば埋まるものばかりなので、家でレポートをして分からないところを先生に聞きに行くこともできます。登校ペースも自分で決めることができるので、無理せずに学校に通うことができます。
私はもともと吹奏楽部でアルトサックスを吹いていて、もっと音楽を楽しみたいと思ってこの学校に入学しました。だから、将来は音楽に携われる仕事に就きたいと思っています。
私が中学生の時に初めて演奏したのは「スペイン」という曲でした。まだ楽器を初めて間もない私にとっては、すごく難しくて下校時間ぎりぎりまで必死に練習していました。そして、国立音楽院BIG BANDで同じ曲を演奏しました。あの頃の努力が返ってきたのか、すぐに曲を掴んで吹くことができました。同じ曲ですが、中学生の時は「絶対間違えちゃいけない」と、曲を心から楽しむ余裕がありませんでした。しかし、今は周りを聞いてセクションで合わせたり、曲を心から楽しむことができるようになりました。まだまだ未熟な私ですが日々の練習を積み重ねて昔の自分が見たらびっくりするくらい成長していると思います。
国立音楽院はオープンシラバス制なので自分が選んだ音楽の授業や練習に集中して学ぶことが出来ます。好きな音楽を自由に学ぶことができます。
森先生はとても優しくわかりやすくレッスンをして下さいます。授業でやったことをレッスンではさらに噛み砕いて教えてくれるのでとてもわかりやすいです。私自身の音色も変わりましたし、より音楽を歌い、楽しめるようになりました。これからも森先生のもとで頑張りたいと思います。
先生からのメッセージ
指導講師 森 重夫
原さんはレッスン時の態度も良く、礼儀正しい生徒です。高等部の段階でジャズ系のサックスプレイヤーを目指し勉強を始めた生徒さんです。サックスの色々な奏法やソロを吹くのに必要なアドリブの理論を熱心に学んで実践しています。また、まだ高等部では進路は決められない場合は、国立音楽院には沢山の授業の選択肢が有りますので、その中で自分に合った方向を見つけて下さい。
赤沼 新Shin Akanuma
高等部3年生 ギタークラフト・リペア専攻
楽しい!!高等部でギター製作ができます。
ギタークラフト・リペア3年目になりますが、ギターの構造をさらに知って、自分のギターを改造できるまでになりました。好きな事にまっすぐ取り組めることができます。
とにかく、選択科目の幅が広く、今までに触ったことがなかった楽器を習うことができるところです。
高等部一般科目(レポート)は、正直、勉強できる時間は少ない。日曜日に少しずつ進めています。その反面、ギタークラフトでは毎日充実した生活を送っています。ギターの基本調整、ギター作り、リペアに必要な知識や技術、考え方など学んでいます。セッションの授業では、アドリブを中心に練習しています。授業で身に付けた技術をバンドに活かし、その中で自分の出したい音をイメージできるようになり、音作りにこだわりを持ち始めることができました。
プロのギタープレイヤーになりたい。自分の頭の中に浮かんだ音をイメージ通りに弾けるようになりたい。また、自分のギター工房を持ちたいです。
一週間の流れ
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日
先生からのメッセージ
指導講師 高明 岳守
新くんが中等部の頃に初めて出会い、まだあどけなさが残っていた「しんくん」ももう高等部3年生。逞しい立派な青年になってきました。ギタークラフト・リペアの授業には体調が悪くとも欠かさず出席し、難しい課題をきちんとこなしてきました。ギターの演奏も力を抜くことなく、ハイレベルな授業を履修したりライブへの参加も意欲的に行っています。普段の生活からも一度決めたことは最後までやり通すといった芯の強さが感じられ、常に自分に反省点を見つけ出し、経験全て成長につなげようとする姿勢は本当に素晴らしいと思います。
渡邊 晟希Masaki Watanabe
高等部1年生 管楽器リペア専攻
小さいころから音楽が好きで、早い段階から音楽を学びたいと考えていました。
国立音楽院高等部では、日常でも使える楽器の知識や、自分の担当していない楽器に関しても知識をつけることができるので入学を決めました。
自分の興味がある授業を自由にたくさん履修できる。管楽器リペアを専攻しながら、高等部のレポート課題を進めていくことで音楽と勉強の両立がしやすいところ。
高等部を卒業したら、音大にも挑戦したいと考えています。さらには、留学も視野にいれています。とにかく今は、演奏の技術を高めていきたい!
一週間の流れ
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先生からのメッセージ
指導講師 石橋 美奈子
最初のユーフォニアムのレッスンはAO特典でのレッスンでした。その後専攻レッスンに切り替えて現在レッスンしています。前回のレッスンのおさらいや困っていることなど、毎回渡邊くんと話してレッスンの内容を決めています。渡邊くんはレッスンの復習を必ずしてくるので、一歩一歩着実に前に進んでいます。ますます楽器を演奏するのが楽しくなって、音楽を毎日楽しんで欲しいと願っています。
角本 彩綺Saki Kakumoto
高等部3年生
全日制に進学するよりも大好きな歌を中心に学びたかったので国立音楽院の高等部へ入学を決めました。一晩中クラシックやオペラがずっと流れている家庭環境で育ちました。
とにかく自分のペースで勉強ができるので大好きな音楽に集中することができます。やはり、大好きな音楽を学んでいるので明確な目標がみつかる。それに向かって突き進むことで自ずと課題もみえてくる。さらに、色んな先生から的確なアドバイスも受けられます。そして、良いところと出来ていないところを丁寧に指導してもらえる。だから、毎日、成長していける環境だと思います。
高校1年生の時に、ある先生の歌を生で聴いて初めて涙しました。私は、その先生に習いたいと思い、その先生がいる音大への進学を決意しました。
焦らずにやれることをやっていつかコンクール1位に入賞することです。また、自分の武器を活かして、とにかく上位を目指すことです。
一週間の流れ
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先生からのメッセージ
指導講師 飯塚 ようこ
洋の東西を問わず優れた声楽家の演奏に触れると、その豊かな心と声に感動します。
角本彩綺さんは優秀な学院生です。生きた言葉による思いと情が息づく声を、大切に大切に歌い続けてほしい!私の願いです。
小山 留奈Runa Koyama
高等部2年生/転入生※
前の通信制高校では大好きな音楽を全く学ぶ時間がなかった。だから、高校の勉強と音楽を同時に学ぶことができる国立音楽院の高等部へ転入を決めました。
履修する授業や練習時間など、スケジュールを学生がそれぞれ考えて、自由に決めることができます。そのため、私の好きなエレクトーンやホルンを学んでいます。逆に意志がしっかりしていないと中途半端になってしまうかも。自分のことを自分で考える力が付きました。最近では、ドラムを叩いている友達から影響を受けたため、わたしもドラムに挑戦しています。
レポートの問題は教科書の中からしか出ないので、時間をかければ誰にでもできると思います。朝が弱いので、午前中の高等部の授業はちょっと辛い時もあります(笑)。勉強に不安がある人でもやる気があれば大丈夫。
レポートはちょっとずつ自分のペースで進めれば問題ありません。
焦らずにやれることをやっていつか自分の武器を活かして、とにかく上位を目指すことです。でも、楽しく上手に出来れば良いです。
※転入生とは在籍している高校から期間を空けずに他の高校へ転入学すること。
一週間の流れ
月
火
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木
金
土
土
先生からのメッセージ
指導講師 おぎた ひろゆき
「音楽が好き」、「この曲のこんな部分が好き」という思いが、話していても演奏していても伝わって来ます。吹奏楽で経験した”練習を積み重ねて1曲を仕上げていく事”を現在も活かしながら日々楽しく練習してくれています。とにかく音楽大好き!音楽が生活の一部になってる、そんな印象を与えてくれる明るい高校生です!
高橋 一渓Ikkei Takahashi
高等部3年生
学習面から考えて、地元宮崎での進学は難しいと考えて、親戚のいる東京へ行くことを決意しました。そこで音楽と高校の勉強が両立できる国立音楽院に出逢い、自分に合っていると思い入学を決めました。
三宿という洗練された街にある学校なので、周辺の環境が良いです。学生の年齢層が幅広く色々な人と知り合えます。また、教務部のみなさんが優しくフレンドリーで何でも相談できます。
レポート提出の期日には幅があり、自分で計画を立てて勉強ができ自立心が高まります。
自分がサックスでソロを考えるとき、立ち止まって何かするより「旅」をすることで個性的なものが生まれます。駅メロだったり、他の地域の町で流れているBGMだったり、和風だったり。この際だから、音楽を通じて人の役に立ちたい。コンサート会場やライブハウスはもちろん、カルチャーセンターや病院など演奏できる場所であれば、どんどん演奏したい。そうやっていろんなことに挑戦してみたい。ノリと勢いでお客さんと一緒に楽しみたい。楽譜にも縛られたくない。自由が好き。
ここは色々な夢が見つかる場所なので頑張れる!
先生からのメッセージ
指導講師 野原 武伸
高橋一渓くんのバリトンは「歌うバリトン」です。
イケメンなルックスも備わり、この歳で既に芸術家だと思います。
学校での経験がさらに彼を磨いているようです。明るくて、しっかりした考えを持っている一渓くんの未来に栄光あれ!
酒井 祐也Yuuya Sakai
高等部2年生
中学卒業の時、全日制の高校へ行く道も考えていましたが、バンドやシンガーソングライターの勉強を高校から学びたいという気持ちが強く、いろいろ調べて結果的に一番良いと思った国立音楽院に決めました。
オリジナル曲を作るのに一からサポートしてくれる先生方や、プロ意識が強い先輩達など、とても良い出会いがあります。バンドアンサンブルやシンガーソングライター実践など、楽しい授業がたくさんあります。自分の世界が広がりました。
正直、勉強は得意ではないけれど、午前中の高等部の授業に真面目に出れば必ずできます。当たり前のことをやる。
シンガーソングライターになる!
バンドでは中等半端はいけない。目的意識をしっかりと持って取り組んで欲しいです。また、入学してから気付いた自分の反省点でもありますが、もう少し真面目に人の話を聞いて、考えてから行動するように。
先生からのメッセージ
指導講師 オータケハヤト
とても前向きに、辛抱強く、音楽を作ろうと頑張る姿勢。自分の我を大事にするプライドとそれに相反し、ぶつかった時に、周りの意見を聞いて自分なりに吸収しようとする姿勢は素晴らしい。何事もトライ。夢はシンガーソングライター。これからだ!
前田 愼之助Shinnosuke Maeda
高等部1年生
音楽高校を目指していましたが、体調を崩してしまい、受験できませんでした。落ち込んでいる時に国立音楽院に出逢い、面談や学校見学を通して、音高とは違った魅力を感じ、ぜひここで学びたいと思いました。
国立音楽院が素晴らしいと思うのは、いろいろな挑戦の選択肢があるところです。これまではクラシック系の勉強しかしてこなかったので、ジャズやロック、コンピュータ音楽にも触れてみたいと思っています。
僕の場合、中3まで実技中心の生活をしてきたので、勉強はものすごく大変です。それでも、国立音楽院の先生方やウェルネス高校の先生方が、わかるまで教えてくださるので、何とか卒業までこぎつけたいと願っています。
入学式で理事長先生がおっしゃっていたように、好きな音楽を活かして生きていくことが夢です。トリニティのグレードテストに挑戦していることもあり、できることなら将来は海外で音楽を勉強できたらと思っています。
大きなホールで大勢のお客さんの前で弾かせていただき、とても貴重な経験でした。また、いろいろな人やグループの演奏を聴くことができて、よい勉強になりました。来年も参加できるように頑張ります。
先生からのメッセージ
指導講師 齋藤 友美賀
いつも人懐こい笑顔で"先生!"と声をかけてくれる愼之助君。子供の頃にはじめて聴いたチェロの音色に感動して習い始めた音楽。今まで一人で練習してきたチェロから沢山の友人達と一緒に音楽を奏でていく弦楽アンサンブルとオーケストラの授業へ。ひたむきに学んでいる姿はとても素敵です。
サマーコンサートでの演奏も暖かい演奏でしたね。大好きなチェロに出逢えた事は一生の宝物!
今度は愼之助君が沢山の人達に感動を伝えられますように応援しています。
清水 開一Haruichi Shimizu
高等部3年生/編入生※
全日制高校に馴染めずどうしようか考えていた時に、祖母の勧めで国立音楽院を知りました。保育士になるための音楽の勉強と、高校の勉強が一緒にできるここに決めました。
高等部の一般学習は最初は難しいかな?と思いましたが、午前中の高等部の授業に出れば問題ありません。一人でレポートをやるよりも、ずっと理解できました。また、ラテンパーカッションやウクレレ、歌が大好きで演歌からアニソンまで幅広く学べます。そんな環境だから色んな人が学べているんだと思います。
今は声優をやりたいです。アニソン声優科の授業を受ける中で自分の声を研究していくと、本当に声は奥が深いことを学びました。色んな表現を知り、未知なる自分を追求していきたいです。
音楽がしたいならここに来ればいい!
※編入生とは高校中退後、改めて高校に入学すること。
先生からのメッセージ
指導講師 我那覇 美奈
清水くんはいつも明るく、ウクレレも独学で弾きこなし、歌声も温かみのある良い声をしています!
「それでもまだまだ勉強したいことがあるんだっ」というキラキラした今の想いを忘れずに、今後どんな道に進んだとしても、その探究心と冒険心で突き進んでいってくださいね。
田村 桃汰Momota Tamura/
卒業生
中学生の頃より、演奏はもちろんプレイヤーを支える音響や照明など裏方の仕事に興味がありました。中学卒業後すぐに興味あることを学びたくて、音響や照明が学べる学校は国立音楽院しかなかったため入学を決意しました。
たくさんの授業がある中で一番楽しかったことは、「イベント制作」という授業です。オープンシラバスのように「イベント制作」の中に裏方の仕事に関することを自由に、たくさん学ぶことができます。何よりも先生と生徒の距離が近いことが良いと思います。さらに大人数ではなく少人数制なので自分が求めれば求めるだけの知識を身に付けることができます。
また、初心者でも実践的にPA卓、照明卓を操作させてくれます。
おかげで高等生のうちから音響、主に照明に関して深く学ぶことができました。
まだアルバイトの段階ですが「ライブハウス」で働いています。最近では、派遣のイベント会社で働くようにもなり設営にも携わるようになりました。国立音楽院で音響や照明、スタッフ業務を学んだおかげでライブを見に行っても機材や裏方などライブ全体をみれるようになりました。
近い将来、自分が照明をすべて担当して様々なアーティストのサポートをしていきたいと考えています。
武富 萌空Moa Taketomi/
卒業生
母が福祉の仕事をしていた関係で音楽療法に興味を持っていました。中学受験の際、音楽療法や幼児リトミックが学べて、同時に高校卒業資格も取れる国立音楽院を見つけ、入学を決めました。
オープンシラバスで好きな授業を取ることが出来ます。また学院生の年齢層が広いので、音楽知識だけではなく様々な人生経験など、自分の為になる話が沢山聞けます。一人一人がなりたい自分を持っていて、夢を叶える為に勉強しているので、友達同士で高め合うことが出来ます。またその環境が整っています。
基本的に自分で進めて、わからない所は授業に出て質問していました。一人一人丁寧に教えて下さるので、私のようについていけるか心配な方、集団授業が苦手な方も安心して学べると思います。
入学当時は上手くやっていけるか不安もありましたが、在学中に新しい目標もでき、無事に笑顔で卒業出来ました。普通高校の高校生たちとは違う思い出がたくさんつくれました。
毎日音楽と触れ、音楽を実践的に学びました。今ではピアノが苦手なこどもたちを指導しています。
保育士資格を取得して、音楽療法と幼児リトミックを活かせるような施設に就職したいです。
たくさんの音楽と人に触れ合い過ごせば、自分の幅も自然と広がります。音楽を学びたいという強い意志があれば、国立音楽院での学校生活はとても楽しいものとなります。
ガンバレ!
村杉 純奈Jyunna Murasugi/
卒業生
元々、中学を卒業したら音楽の専門学校に行くことは決めていました。同時に高校卒業の資格も取得できるところをインターネットで探していて、自分に合っていそうだったので決めました。
土日も学校が開校していて、レッスン室もたくさんあり好きなだけ練習ができます。
また、ワンツーマンでの実技レッスンの先生が、毎回自分に合った課題を出してくれるので大きく成長ができました。
自分のペースで進められる上に、分からないところは先生がサポートしてくれる。
高等部3年間でクラシックピアノや幼児リトミックを勉強し、こどもと音楽に関わることを授業で学べたことが、今とても役に立っています。
音楽に関わる様々な仕事の役に立つと思っています。国立音楽院高等部に入ってよかったと思います。
アーティストマネジメントをやりたいです。
国立音楽院は、自分のペースで自分にあったレベルで勉強ができます。年上や年下の人と関わったりする機会も多く、充実した学校生活の中で成長できると思います。
ぜひ楽しんでください。
門口 周平Shuhei Kadoguchi/
高等部卒業後、単科生へ進学
スタジオだったり、施設利用だったり、一番は幅広い年齢層の人たちとの出逢いだと思う。
みんなと一緒にはされたくなかったので、一人黙々と一所懸命に勉強していた。スクーリング前に事前準備。まわりをみたら真面目にやっている意味がないのでは?しかし、他の事にでてくると思う。競い合い、高め合い、切磋琢磨しあうことで成長できる。ため込まない方が良い。自分でやれることは、できるだけ早めに。
人と接することなんてどうでも良いと考えていた。独りで良いと考えていた。しかし、人は助けてくれると気づいた。行き過ぎることもあるけど、それでも良く接していれば助けてくれる。安心させてくれる。「一人では本当に生きていけない」と分かった。音楽はすばらしいもの。自分の人生を豊かにしてくれるもの。
リズムと歌で(今のスタイル)
人の心を躍らせたい。
音楽を研究する所だ!練習するところではない!音楽を自分なりに研究をしていけば技術も上達する。入学前から、モチベーションを高める上でも道具から自分でそろえていく。楽器等も躊躇せず、自分に合ったものを買った方が良い。
千葉 京佳Kyoka Chiba/
高等部卒業後、音楽療法学科へ進学
小さい頃ヴァイオリンを習っていました。その時に使っていた教則本に国立音楽院が紹介されていて、気になって調べて入学を決めました。
入学前は嫌な事もあったけれど、国立音楽院の教務スタッフの方たちがとても優しく接してくれて、さらに親身に相談にのってくれた。それが嬉しくて、今でも感謝しています。
勉強が苦手だったけれども、先生が教えてくれた大事な所は教科書にマーカーを引いて覚えました。少人数制だったので自分のペースで少しずつ頑張り、レポート課題からテストまで無事に終了しました。
若返りリトミックやポールノードフといった音楽療法の勉強やピアノ演奏、また英会話など音楽以外のことも学んでいます。高等部の時以上に充実した学生生活を送っています。
元気が出ない子どもたちに、音楽の力で勇気づけられる音楽療法士になりたいです。
ピアノや管・弦楽器、歌など様々な楽器の演奏を基礎から学べます。そして優しい先生方がたくさんいます。安心して音楽を学べる環境です。
羽賀 美佳Mika Haga/
高等部卒業後、音楽療法学科へ進学
元々、小さい頃から将来は音楽に関わる仕事をしたいと思っていました。高校進学するにあたって、国立音楽院を知り、ここのシステムなら幅広く音楽を学べると思い、入学を決めました。
オープンシラバス制度によって色々なジャンルの「音楽」を学ぶことが出来ます。クラシック・ジャズ・ポップスからセラピー・作曲などなど、自分が何に興味を持てるか考えるのに最適な環境でした。
東京音楽大学 「映画・放送音楽コース」
まずは必修科目、必要単位が増えたことにより、特に1年目は受ける授業が多くなり慌ただしかったです。私が入学した大学とコースは、課題が多く1週間のほとんどをその課題に費やすような生活でした。私の場合は、それに加えてウインドオーケストラのサークル活動、邦楽で琴のレッスンを受けたりもしていたので、練習時間の割り振りなどに苦労しましたが、その分自分の力になりました。
今まで学んだことを活かして作曲で仕事をするのが一番の夢です。
高等部は、国立音楽院の中でも特に自由に授業を組める学科です。自分は何をするのが一番楽しいのか、合っているのか模索しながら、色々なことに挑戦してみて下さい。
星野 妙佳Taeka Hoshino/
高等部卒業後、昭和音楽大学へ進学
中学生の時に音楽療法という仕事を知り興味を持ちました。高校で音楽療法を勉強できるところは少なく、悩んでいたところ国立音楽院では音楽療法を勉強できることを知り、入学を決めました。
「挑戦」を受け入れてくれる場所だと思います。
オープンシラバスで興味のある授業を選択でき、自分自身のやってみたいこと・できるようになりたいことを先生方も真剣に学生と向き合ってくださり自分自身とても成長できるところだと思います。
東京音楽大学 昭和音楽大学音楽療法コースに入学しました。来年からはリハビリテーション病院で音楽療法士として働く予定です。
「挑戦」をモットーに大学では音楽療法の勉強をしながら、学友と幼児施設や障害者施設、高齢者施設など年30回以上の音楽ボランティアを行いました。また、ボランティアに用いる楽器整備のため助成財団に申請するなど音楽だけではなく、社会人になった時に必要なスキルを学ぶことができました。その他にも自分の興味のある学会・勉強会へ積極的に参加したり、介護の資格や保育士免許等、福祉に関する資格を複数取得しました。忙しい大学生活でしたが、自分の興味あることを全力で勉強でき、大学2年生から特待生に選ばれるなど充実した4年間だったと思います。
音楽療法学会認定音楽療法士の資格を取得することです。
「挑戦」という言葉を何度か使いましたが、私はそんなに固い意志だったわけではなく「ちょっとやってみようかな」くらいの気持ちでした。
でもその小さな気持ちを大切にしてみると学校生活がとても貴重な経験であふれると思います。ぜひ頑張ってください。
進路実績
国立音楽院卒業後は本科に進学する人、音楽大学に進学する人、
一般大学に進学する人など各自の進路に合わせてご指導しております。
■ 国立 茨城大学(教育学部音楽) ■ 東京音楽大学(作曲、映画放送音楽コース) ■ 桐朋学園大学(声楽・クラリネット)
■ 昭和音楽大学(ヴァイオリン・ミュージカル・音楽芸術運営学科音楽療法コース) ■ 桐朋学園芸術短期大学(ピアノ)
■ 昭和音楽大学短期大学部(ユーフォニアム) ■ 日本大学(芸術学部ピアノ) ■洗足学園音楽大学(ユーフォニアム・ミュージカル)
■ エリザベト音楽大学(ユーフォニアム) ■ 常葉短期大学(フルート) ■ 尚美音楽大学(打楽器・ピアノ)
■ 玉川学園大学(芸術学部 メディア・デザイン学科) ■ 千葉商科大学 ■ 淑徳大学短期大学部(こども学科) 他
通信制高校とは、レポートの提出(添削指導)と、年4回のスクーリング、テストで学ぶシステムです。
好きなときに勉強する「自学自習」が基本ですから、国立音楽院高等部に在籍しながら、自分流の学び方でムリなく高卒資格を取得できます。また国立音楽院は日本ウェルネス高等学校通信制課程の学習連携校協力校として、レポートの作成の一般科目の授業を開講しています。
※在学期間や単位数を累積できる単位制/単位制ですから、在学期間や修得単位数は累積加算されます。学年の区切りがないので留年がなく、一度修得した科目が無効になることもありません。転入学・編入学の場合は、以前の高校で取得した単位も卒業単位として認められます。また、高卒認定試験(旧大検)で合格した科目も、単位として振り替えられます。
通信制高校の教育課程
レポート
国立音楽院高等部では、無理なく卒業を目指す方から、大学受験を目指す方まで、一人ひとりの希望に合わせた柔軟なカリキュラムを実施しています。さらに転・編入の場合、前の高校ですでに取得した単位を互換することで、今までの成績を活かすことができます。
スクーリング
全国にある各キャンパスでスクーリングを受けます。その都度色々な事情に柔軟に対応いたします。
テスト
レポートの内容を中心に単位認定テストを受けます。事前のスクーリングではテスト範囲の総復習・定着学習を指導しますので、通学スタイルの方はもちろん、在宅スタイルの方も余裕をもって試験に臨むことができます。
小机 滉大 先生
日本ウェルス高等学校教論
今までの決められたことをする環境から、音楽という自分を表現する環境へ。通信制高校の良いところは、自分が好きでやりたいことを最優先し、文科省が認める高等学校卒業資格取得のための学習の時間配分を自分で決めることができることです。「自学自習」を全力でサポートをさせて頂き、みなさんが無事に高校卒業資格を取得できるように、そして好きな音楽に打ち込めるように応援しております。
村田 征矢 先生
日本ウェルス高等学校教論
私は何か1つでも熱中できることを見つけてほしいと思います。不登校になる原因は人それぞれあると思います。ただ、熱中できることがあればそれは自分の力になり、ストレスも吹き飛ばしてくれると思います。まずは、興味のあることからでいいので、気軽に始めてもらいたいと思います。
Q入学試験はありますか?
A面接を通じて「人物像(目的意識・熱意・意識)」を重要視しているため、演奏実技・筆記試験はありません。
Q不登校で単位が足りません。それでも転編入学できますか?また、いつでも可能ですか?
A提携している通信制高校(日本ウェルネス高等学校)は学年制ではなく、単位制の学校ですのでいつでも該当する学年へ転編入学することができます。
Q外国人でも入学できますか?
Aはい、可能です。
ビザの申請はご入学者ご自身で申請していただきます。
Q登校時間は何時からですか?
A9時に開門、始業は10時からです。
登校時間は自分で決めることができます。
Q毎日通わないといけませんか?
A授業は週7日行われております。そのため、取りたい授業に合わせて自分のペースで通学ができます。月1回、週1回からの登校で学院生活を始めて今では週5日通学!なんて方もいらっしゃいます。
Q授業形態は?
A高校の卒業資格を取るために必要な一般学習(国語・数学・英語など)は10:00〜12:00の計2時間のなかで個別指導を中心に学習サポートをしております。午後からは音楽科目を中心に幅広く学ぶことが可能です。
Q高等部に入学したら好きな音楽の勉強もできますか?
A国立音楽院×通信制高校(日本ウェルネス高等学校)の学習システムでは、様々なジャンルの音楽に集中できるカリキュラムになっております。そのため、大好きな音楽との両立が可能になります。
Q中学校にあまり通学していないが大丈夫でしょうか?
A出席日数による入学への影響はありません。
Q授業のほかに悩み事など相談できますか?
A国立音楽院では、学習面に加え精神面のサポートも行っております。教務スタッフ・指導講師・心身カウンセラーまで各自に合わせて悩み相談を受けております。
Qレポートとはどのようなものですか?
A学力レベルは教科書をさらう程度であり、穴埋め問題を中心とした内容です。
Q高校を中退してしまった場合、通信制高校編入のための単位はどうなりますか?
A2年生以降であれば単位を引き継ぐことが可能です。
Q学校行事、イベントはありますか?
A音楽のイベントは、大きなコンサートホールやライブハウスで春夏秋冬様々なイベントがあります。演奏レベルも様々で、初心者を中心とした「オアシスライブ」「ハートフルコンサート」なども定期的に開催しております。あっという間に音楽仲間が増えます。
Q卒業後、就職はできますか?
A高等部卒業後、就職を希望する方のために履歴書の書き方の指導やマナー講座を開講しています。また進路相談期間に企業の人事担当の方をお招きし、求める人物像などを直接聞くことができます。ご自身に合った仕事探しのために、就職サポートにも努めています。
Q音楽大学への進学は可能ですか?
A音大受験対策講座を開講しています。音楽大学進学希望者は全員AO入試で合格しています。
音楽大学進学実績は上部の進路実績をご参照下さい。
Q制服、校則はありますか?
A服装も自己表現の一つととらえています。以前通っていた高校の制服を着ている方、Tシャツジーンズ、ゴスロリなどの黒服系、ジェンダーレスファッションなど様々な服装で、髪形などへの厳しい校則もありません。
Q障がいがあっても入学可能ですか?
A国立音楽院では、男・女(ジェンダーレス)年齢・国籍・職業など自由に音楽を学ぶ中では、障がいある・なしに関わらずご入学をいただいております。障がいをお持ちの方たちが主体となる「インクルーシブクラス」を設けています。
Q通学定期券は作ることができますか?
A通信制高校の学習サポート校として、ウェルネス高校がご自宅から当校までの通学定期証明書を発行します。
Q学力が小学生レベルですが、それでも高校卒業資格取得は可能ですか?
A個別授業、少人数制の指導なので学院生一人ひとりの学力に合わせたワンツーマン指導を徹底しております。レポートができるまで丁寧に指導しております。
Q土日以外でも学校見学は可能ですか?
A土日に関わらず、平日も個別でご案内しております。
ご予約の上、是非一度学校見学にお越しください。
Q楽器が弾けないと入学できませんか?
A音楽レベルに関わらずご入学をいただけます。はじめて触る楽器、経験ある楽器など、実技レッスンはご自身の興味とレベルに合わせてご指導いたします。
Q学生寮はありますか?
A食事の有無、立地や施設内容によって、料金が異なりますのでご希望に合った学生寮を個別でご案内いたします。
自分だけに与えられた「天性」を素直に受け容れ、自分の未来に活かして欲しい。
視聴覚は知性の門と言う。学問は知識であり、芸術(音楽)は知性である。
きみは、芸術(音楽)の敏感という鋭い天性に導かれながら、
人生を生きようとしている。
この世は、私がわたしになるところ、貴方があなたになるところ。
たとえ親といえども、きみの行くべき人生の道をふさぐことはできない。
しかし、応援、支援はして欲しい。
親とは、木立のように静かに見守る、という意味の文字です。
「自由・創造・自立。」「好きな音楽を仕事に活かす」国立音楽院の理念、理想です。
数多くの国立音楽院卒業生達が、その道のプロとなって活躍しています。
国立音楽院 理事長 新納 重臣