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2016年8月20日公開「青空エール」に全面協力!

更新日:2016.8.19

8月20日公開の「青空エール」。学院生達が映画のエキストラでお世話になったことをきっかけに、映画の監修の梅津有希子さんにご来校頂きました。
青空エールのモデルでもある札幌白石高校のご出身で、「吹奏楽の甲子園」こと普門館で開催された全日本吹奏楽コンクールに出場し連続金賞受賞した、最後の「5金」世代の方です。
現在は執筆業や講演を中心に活動をされてらっしゃいますが、吹奏楽の応援だけを観に甲子園や地方球場に通う、高校野球「ブラバン」応援研究家でもあるそうです。
リペアマンを目指していた時期もあったそうで、国立音楽院で管楽器リペアの体験をしていただきました。

今回指導してくださったのは、国立音楽院管楽器リペア工房の田嶋先生です。

田:では、さっそくリペア体験を行いましょう!!
梅:よろしくお願いします!
田:さぁ、今回体験して頂くのはトロンボーンベルの凹み出しです。
  さっそく凹みを作りましょう!
梅:えっ!?凹みを作るんですか??
田:そうです!机にぶつけて凹みを作りましょう!
  ただ、凹みが浅いと出しにくいので勢いよくぶつけてください。
梅:えーーー。楽器をぶつけるなんて・・・自分で凹ませるの!?!?
  うわーーー結構勇気が必要だ・・・

田:迷わず勢いよくいきましょう!!
梅:よし!!

  ガン!!!!!

梅:うわーーー少し罪悪感が・・・
田:いい感じに凹んでいますね!!
  では、さっそく凹みを出していきましょう!
  凹みを出すには、芯金と呼ばれる鉄の棒を使って作業をします。

田:では、まずは接手(つぎて)方向という手法で凹みを出してみましょう!
  この場合、全体重・全筋力を総動員させて力を加え調整します。
梅:結構力が必要な作業なんですね・・・
田:そうですね・・・
  芯金にきちんとあたっているか確認しながら凹みを出していきましょう!
梅:うわーーこれは結構体力を使う作業ですね・・・

田:いい感じに凹みが出てきましたね!
  では次に、叩き出し(ハンマリング)という方法で更に凹み部分を
  修正していきましょう!
  ここからは叩き方はもちろんですが、楽器を持つ手も重要になります。
  芯金に押さえつける力によって凹みの出方が変わってきます。
田:楽器を持っている手でしっかり芯金にあててくださいね!
梅:思った以上に大変な作業だ!!
田:これらの作業を繰り返して最初に作った凹みを出していきます。
梅:凹んでいる部分をただ叩くだけでなく、色んなことに注意しながら
  凹みを出していくんですね・・・
田:リペアの作業は結構地道な作業が多いですね・・・
  でも、お客様に喜んで頂けると嬉しいですしやり甲斐はあります。
梅:そうですよね・・・でも、奏者にとっては心強い味方ですね!
  今日は貴重な体験をさせて頂きありがとうございました。

リペア体験を終えた梅津さんに質問をしてみました♪

Q.管楽器のリペアマンを目指そうと思ったきっかけは何ですか?

いつも学校にヤマハのリペアマンが来てくれていたのですが、その中に白石高校吹奏楽部のOGが2人いて、吹奏楽部員にとって身近な職業だったということと、先輩たちに憧れていたということもあります。
「かっこいい。私もリペアマンになりたい」と、ずっと思っていました。
高校卒業後、ヤマハに入社することができたのですが、リペアの枠が空いておらず、
あいにく私にはリペアの勉強をする機会がなかなか訪れませんでした。
というか、先輩たちのリペア風景をいつも間近で見ていて、昔からものすごい不器用な私は、
あまりの細かい作業に「こりゃ自分には無理だ」と、あっさりと諦めました(笑)。

リペアマンになる夢は早々に諦め、管楽器の販売やお手入れ、バイオリンの弓の張り替えなどをやっていましたが、リペア体験をするのは今回が初めてです。

Q.今回の体験をしてみてどうでしたか?

金管の凹み出しをやらせて頂きましたが、「まずトロンボーンのベルを思い切りぶつけて凹ませる」
という作業が、なかなか勇気が出ず、難しかったです(苦笑)。
なんとかへこみを作り、そのへこみを地道に芯金にこすりつけたり、ハンマーでたたいたりしてへこみを出していく。

いやぁ……、地道で根気のいる作業ですね。

性格的に、「ひとつのことにコツコツと根気強く向き合う」ということが向いていないため、
やはり自分にはリペアは無理だと、改めて実感しました。
奏者の大切な楽器を預かり、きれいに直し、快適に吹ける状態に整え、お返しする。
先生のお話を伺い、リペアマンはただ「楽器を修理する」だけではなく、なんでも相談できる
間柄になれるのが理想で、まさに信頼関係の必要な職業ということがよくわかりました。

昔に比べてリペアマンが増えた現在、修理の技術以外にも、多岐にわたる知識が必要になっているのですね。
これからも、楽器の調子が悪くなったら、迷わず信頼できるプロにまかせたいと思います。

梅津有希子さん
漫画「青空エール」のモデル校札幌白石高校の出身(吹奏楽部でファゴットを担当)で別冊マーガレットの吹奏楽漫画「青空エール」(河原和音/集英社)の監修を務める。また、8月20日公開の映画「青空エール」の監修も務める。
新刊『高校野球を100倍楽しむ ブラバン甲子園大研究』




HP http://umetsuyukiko.com/

国立音楽院は「青空エール」に全面協力をさせて頂きました。
みなさま是非映画館でご鑑賞ください。

[ 撮影風景 ]

 

 

公式サイト http://aozorayell-movie.jp/

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