1年コース
発達障がい・心身障がいの有無に関わらず、共に同じ空間で学ぼう
国立音楽院では、障がいを持っている生徒が主体となるクラスを設けています。このクラスの特色は発達障がい・心身障がいのある・ないに関わらず、健常者と共に同じ空間で学ぶ「インクルーシブ (Inclusive Education)」。一般にインクルーシブ教育の場では、専門性や知識・技術を習得した指導法が求められます。国立音楽院のインクルーシブクラスの担当指導講師は、それぞれの先生方が得意とする専門分野で、そのモチーフに沿った自らの経験・研鑽を活かした授業を展開しています。「障がい」ということを殊更意識せず、お互いをそれぞれ尊重できるインクルーシブな環境が、ここにあります。