2018年05月15日
レコーディング環境で色んな音楽を聴こう!Listening Lecture 20180512
- シンガーソングライター科
- ドラムカスタマイザー科
- 作曲アレンジ科
- 単科生コース
- 専門部
- 音響デザイン科
今回のテーマはシンガーソングライター
ライター:山P
定期開催、Listening Lecture
レコーディングルーム(このスピーカーで一度しっかりと音楽を聴いてみて欲しい!)でテーマに沿った楽曲をひたすら聴きまくる「Listening Lecture」を5/12(日)に開催しました。この講座は在校生はもちろんのこと、卒業生や一般の方も無料でご参加頂けます。気になる方は、お気軽にご連絡下さいね!在籍学科も希望学科も不問です♪
さて、今回のテーマは「シンガーソングライター」でした。
「シンガーソングライター」とは読んで字の如く「ソングライティング(=作曲)」と「シンガー(=歌手、演者)」を自分でやってしまうアーティストの事。
中でも、あえてこの言葉を使う時は特に「私的な感情、個人的な内面を綴るアーティスト」を指していた、というお話を聞いたことがあります。
今回のトップバッターは誰もが知っているであろうThe beatlesの“For No One”からスタート。テーマに沿うのであればホワイトアルバムをご紹介する方が適しているかもしれませんが、美しいメロディーを素晴らしくシンプルなアレンジで仕上げられたこの作品をチョイス。
引き続きご紹介を進めていくのですが、今回は折角ですのであまり知られていないであろうアーティストをご紹介していきました。
Linda PerhacsやJudee Sill、Nick Drakeなど1970年頃の名盤をご紹介。個性的な表現が深まり、音楽の可能性が広がった時期だと思います。
ギター演奏を交えて奏法についても触れていきました。
前回特集したカントリーミュージックで用いられているスリーフィンガースタイルの弾き方と、オープンチューニング、コード感の表現についても少しだけご紹介。
そしてお話は日本のシンガーソングライターやフォークシンガーへ。
この場所で「シンガーソングライター」をテーマにするのであれば触れないわけにはいかない
「フォーライフレコード」を作った4人のうちの1人、井上陽水さんをご紹介。
「フォーライフレコード」は日本の音楽シーンに多大な影響を与えたアーティスト達が自らの手で作ったレコード会社ですが、実は今、国立音楽院があるこの建物こそフォーライフレコードがあった場所。今も駐輪場の入り口あたりをよく見てみると歴史が垣間見れますよ。国立音楽院の理念は「自由・創造・自立」ですが、この建物を引き継いだ事はとても素敵な事だと僕は感じます。先人たちの偉業に改めて敬意を表したいと思うのでした。
さて、講座後は参加者からのリクエストタイム!
プレイリストを作ってきてくれた方がいました!
ひとりひとりの感性で伝えられるリクエストやプレイリストはとても面白いですね。
とても嬉しかったです!ありがとうございました!
さて、次回は5/27(日)15時開催。
テーマは「ドラム」です!
一体どうなるのでしょうか。今から楽しみです。
■ 5/27(日)15:00 ~ 16:00
【テーマ:ドラム】
何ともざっくりとしたテーマ(笑)
古今東西、あなたの好きなドラムが聴ける楽曲を大募集!
「このリズムパターン、たまらないー!」「この音、惚れるわ…」など
人目をはばからず、ご参加下さい!誰もが知る曲でも良いし、マニアックでも大丈夫。
皆で情報交換しちゃいましょう!トラックメイクにご興味のある方も必見ですよ☆
■ 6/9(土)15:00 ~ 16:00
【テーマ:イスラエルジャズ】
Nitai Hershkovits氏が来日するというフライヤーを見かけて「うおーまじか!!祝・来日!!!」と、つい衝動的に特集を組みました…(笑)
彼の1stアルバムは、もはやジャズじゃねーじゃん!と思う方もおられるのではないかと。
フタを空けてみるとびっくり!とても面白い。色々な分野の人にご紹介したい「イスラエルジャズ」なのです。
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