ピアせたがや学習センターは国立音楽院が運営する新たな学び場です。国立音楽院ではこれまでフリースクールとして初等部・中等部を運営し学校に馴染めない子ども達を受け入れてきたほか、通信制高校のサポート校として機能する高等部、インクルーシブ教育の環境構築に力を入れてきました。
そうした取り組みを通じて小学生から高校生まで数多くのご家庭と日々接する中で、公教育の枠組みには当てはまらない多様性が年々浮き彫りとなり、このたび学習内容を国立音楽院の主軸である音楽に限定しない新たな学び場「ピアせたがや学習センター」の立ち上げに至りました。
学校に行かない人達は不登校や引きこもりという言葉で一括りにされ、公教育への復帰を前提とした一時的な避難場所としてフリースクールが社会の受け皿となってきた現実があるのではないでしょうか?
学校に行かないという行動や選択の背景には様々な要因があり、変化し続ける時代の中で家庭や公教育だけがその全てを抱え込むのも限界はあります。たとえ公教育の場に復帰できずとも、学力や社会性を身につけていくことはできます。当事者となる子ども自身を追い詰めることのないよう、ひとりひとりの個性に合わせた学習の選択として、フリースクール・オルタナティブスクールの社会的役割は大きくなっています。
授業は先生からの一方的な講義を聞く形ではなく、参加型が基本。仲間と共に多角的な視点を育みます。
対象年齢も幅広いので、同世代同士特有の雰囲気が苦手な方も、新たな視点で学べるユニークな環境です。
年齢や学力を問わず「好きなこと」と出会い、持ち前の個性を伸ばすことができます。
好奇心が旺盛で興味が移ろいやすい多感な時期だからこそ、様々な分野に触れてみることに大きな意味があります。
学習サポートのほか、音楽や、ものづくりの授業から興味のあるものを選択できるため、通う頻度は自由に決められます。
朝が苦手でも大丈夫。毎日必ず通わなくてもよく、通いたくなったら毎日通うということもできます。
運営元の国立音楽院ではこれまでに、起立性調節障がい・発達障がい・境界知能・ウィリアムズ症候群・ダウン症・全盲・弱視など、様々な方を受け入れてきた実績があります。 場合によって受け入れができないこともありますのでまずはご相談を。
見学や入学に関するお問い合わせは、国立音楽院が窓口となります。
お気軽にご相談下さい。
音楽・演劇・ものづくり・ダンス・声優による音読授業など、多彩な授業は自由選択制。好きなことと出会い、好きなことに夢中になれる時間がもたらす自信と活力こそ一番重要なものだと考えています。成績や学力、出欠率などの前に、まずは子ども達自身の元気を取り戻し学習意欲や知的好奇心を引き出していきます。もちろん一般科目の学習も用意されていますが、現時点での学力は不問。勉強が苦手な子でも、高校卒業まで学習をサポートしています。
入学金 | 授業料 | 設備費 | 合計 | |
---|---|---|---|---|
1年次 | 18万円 | 35万円 | 25万円 | 78万円 |
2年次以降 | - | 35万円 | 25万円 | 60万円 |
自由選択制で様々な授業をどれだけ沢山受けても、そして通学頻度を増やしても、学費は定額となっていす。
詳しくはお問い合わせ窓口までご相談下さい。
Oka.creative.studio代表。竹製オカリナ・バンブリーナ工房・ソックスパペット工房主催。日本パペットセラピー学会理事・パペットセラピスト。
東京都公認ヘブンアーティスト。児童劇作家(日本児童劇作の会・日本児童青少年演劇協会会員)。
見学や入学に関するお問い合わせは、国立音楽院が窓口となります。
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