弦演奏科2024年02月26日
弦演奏科
■ ヴァイオリンコース ■ ヴィオラコース ■ チェロコース ■ コントラバスコース ■ ハープコース ■ クラシックギターコース
昼間部・夜間部【2年制・3年制/定員20名】
初心者から上級者まで、実践を通じアンサンブルの心を学ぶ。
国立音楽院オーケストラの活動は盛んで、青鳥特別支援学校の皇太子殿下御前での「ベートーヴェン 第9番合唱」、Valentino Dance Centerとの「バレエ・カルメン!」初演、「春かおるオーケストラの響演」など、これまでに多くの名演がありました。年齢や経験不問で始めることができる環境で、新たな演奏者が続々生まれています。
取得可能資格・進路
- ソリスト
- 弦楽重奏団 四重奏、五重奏、室内合奏団
- オーケストラ奏者
- 弦楽アンサンブル奏者
- オーケストラトレーナー
- ラウンジプレイヤー
- ジャズミュージシャン
- ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス講師
- 音楽療法士 ※優しい弦楽器の音色は、音楽療法の現場でも歓迎されます
- その他履修科目に応じた資格取得
レッスンのポイント- POINT OF LESSON -
在学中より演奏のチャンスあり
-
■ジャンルの分け隔てなく、活躍の舞台を広げる
クラシック一辺倒ではなく、ポップスやジャズも学ぶことができます。なかにはロックバンドのなかでエレキヴァイオリンを弾く在校生の姿も。ジャズヴァイオリニストとして活躍し演奏ツアーを行う卒業生も出ています。ハープやクラシックギター(ガットギター)も実はポップスなどの楽曲で用いられる機会が多い楽器。様々な奏法とアドリブをマスターし、ラウンジプレイヤーとしての活躍や、音楽療法の現場での演奏など大きな可能性が広がります。 -
■弦楽アンサンブル
数多い弦楽重奏、合奏のための名曲を弾きこなすことで、アンサンブルの楽しさを満喫しながら、弦演奏のプロになるための基礎力をつけます。バロックの合奏協奏曲、モーツァルトの嬉遊曲、ロマン派のセレナーデ等が主なレパートリー。クラシカルコンサートの他、本音楽院主催のコンサート、外部依頼によるコンサートに出演があります。 -
■Trinity College London
世界各国で実施されているグローバルスタンダードとして、Trinity College Londonのグレード試験を実施しています。このグレード試験は国際レベルで自分の実力を識ることができ、審査員はロンドンの本部より派遣されます。留学の際の実力を証明するパスポートとなり、同時に国際レベルでの実力がステータスとなって保証されます。受験レベルは12段階に分かれており、初心者から演奏者まで幅広いレベルでの受験ができます。本音楽院では1998年よりこのグレード試験を実施し、弦演奏科の学院生は必修受験となっています。 -
■オーケストラ公演ー管弦楽の圧倒的色彩
2001年度にオーケストラの授業と「春かおるオーケストラの響演」がスタート。弦楽パートは集中トレーニングでビルドアップし、芯が通って温かみと気品のある「クニタチ・トーン」を獲得しています。これまでの春の公演ではヴェルディ作曲歌劇アイーダより「凱旋行進曲」、チャイコフスキー作曲交響曲第4番、交響曲第6番「悲愴」、「ラコッツィ行進曲」作品24、交響詩「フィンランディア」作品26、そしてベートーヴェン作曲交響曲第5番「運命」作品67、マーラーの交響曲第1番「巨人」、チャイコフスキー「交響曲第四番」にて熱演で喝采を博しました。安定した実力が評価され、国立音楽院オーケストラは、方々の施設や合唱団から演奏依頼を受けています。
-
カリキュラムの一例- CURRICULUM -
-
学院生からのメッセージ- MESSAGE -
渡辺 弘暉
小学生の頃から弾いているヴァイオリンを習え、音楽をより広く学びたくて入学しました。オープンシラバスで幅広いジャンルの音楽を学べて、練習室やスタジオなどの練習環境も整っているのが魅力的です。全くの初心者でも授業は個人のペースやできる範囲で教えてもらえるので、初挑戦も苦になりません。様々な音楽に触れられ、さらに色々な人たちと交流でき、毎日楽しく過ごしています!