ヴァイオリン製作科2024年06月19日
ヴァイオリン製作科
昼間部・夜間部【2年制・3年制/定員10名】
ドイツマイスターや国際的に活躍する
講師陣からの直接指導が魅力
取得可能資格・進路
- ヴァイオリン製作家
- 海外留学
- 弦楽器店(技術・販売)
- 弦楽器バイヤー
- 弦楽器リペアラー
- その他の履修科目に応じた資格取得
ヴァイオリン製作科ブログ- BLOG -
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働きながらバンド活動をするということ【インタビュー企画】
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レッスンのポイント- POINT OF LESSON -
確かな技術や伝統を受け継ぐ一流の弦楽器職人を育成
経験に裏打ちされた技術や伝統の精神を伝える指導講師陣
伝統と感性の織り成す芸術品、ヴァイオリン。とりわけ数百年引き継がれてきた名器のもつ自然で伝統的な美しさには、誰もが魅了させられます。国立音楽院にヴァイオリン製作科が設置されて29年。以来、ヴァイオリンをはじめ、ヴィオラ、チェロの製作や、コントラバスを含むそれらの弦楽器の修理も学べる学科として、多くの弦楽器職人を育成し続けてきました。指導に当たるのは、ドイツマイスターを取得後にドイツ国内の工房で工房長を務め、後進の指導にも携わった山田聖氏をはじめ、国際的に活躍するベテラン講師陣ばかり。長年の弦楽器製作の実践や経験を通して得た技術と精神を惜しみなく伝えます。
年齢層、ライフスタイルを問わず幅広く学べる教育環境
ヴァイオリン製作科では10代〜70代と幅広い世代の方が学んでいます。社会人、高校・専門学校・大学を卒業後に入学される方、大学とのダブルスクールで入学される方などさまざまです。完全個別指導で、夜間部や週末単科コースなど、各々のライフスタイルや学ぶ目的に合ったプランを選択することができます。ヴァイオリンの場合、120にも及ぶ製作工程があり、その一つひとつに製作者の魂が注がれる楽器を扱うだけに、本科では学院生としてではなく「職人」としてその腕を磨き、心構えも学んでいきます。刃物の研ぎ、数十種類以上に及ぶ道具の仕立てや調整も自ら行い、マイスター山田聖氏の製作方法を教科書とし、伝統的かつ緻密な製法でヴァイオリン製作に臨み、多くの工程と長い時間をかけ丁寧に仕上げます。卒業生はヴァイオリン工房や楽器店に就職、あるいは独立して工房を構えるなど、弦楽器職人としてさまざまな道へ歩みを進めています。
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カリキュラムの一例- CURRICULUM -
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学院生からのメッセージ- MESSAGE -
三浦 陸来
ジュニアオーケストラに所属していました。弦楽器の仕組みにとても興味が湧くようになり、ヴァイオリン製作科に入学しました。ここでは先生たちが一人ひとりの作業のペースに合わせ、親身になって教えてくれます。チェロを演奏することしか弦楽器との関わりがなかった私でも、ヴァイオリンを自分のペースで造り上げることが出来ました。演奏の交流も盛んで、自分の原点であるチェロの演奏もでき、多忙ながら充実した日々を送れています。