
ヴァイオリン製作科2019年10月25日
豊かな芸術感性を刷り込む超絶精妙で至高な弦楽器ーヴァイオリン。きみの造ったそのヴァイオリンが奏でる演奏者との喜びの心、魂を共感したい。学院生としてではなく「職人」としてその腕を磨き、同時にヴァイオリンを造る人間としての心構えも学んでいきます。「生涯修行」ともいえるこの道で、一流の職人を目指す第一歩を国立音楽院で踏み出してください。
地元では音楽の授業も充実した高校に進み、高校卒業後の進路を考えた時に、弦楽器の製作や修理の仕事に就きたいと思い国立音楽院に入学しました。国立音楽院は、多種多様な学科があり、演奏の授業など自由に選択できる点、幅広い年齢の人が集まる環境のなかで、自分だけの殻に閉じこもらず色々な角度から物事を考えて判断する力も養える点も魅力に感じています。現在、ヴァイオリン製作では側板が出来上がり、表板・裏板に取りかかるところですがコツコツとマイペースに作業を進めています。