
ウインドオーケストラ科2023年10月05日
■ 木管コース
<フルート、オーボエ、クラリネット、サクソフォーン、バスーン>
■ 金管コース
<トランペット、ホルン、トロンボーン、ユーフォニアム、テューバ>
■ 打楽器コース
<ティンパニ&マルチ、マリンバ>
昼間部・夜間部【2年制・3年制/定員20名】
吹奏楽のテクニックはもとより、楽器間の調和やバランスを感得。
木管の室内楽、同族楽器オーケストラ、ブリティッシュスタイルの金管バンド、ウインドオーケストラ、オーケストラ、さらにはビッグバンド、ジャズセッション、指揮法や管弦楽史まで、とにかく管・打楽器演奏の全てを学ぶ学科です。演奏技術を修得し、研鑽するには豊富な練習量と一流の指導者が必要です。
現在、ほとんどの学校で吹奏楽演奏が盛んです。しかし、その指導者(指揮者)が果たして吹奏楽演奏を教えるのに適正か否か、大いなる疑問を抱かざるを得ません。とりわけ聴覚の敏感性鋭い小学生・中学生にとっては、一旦間違った音楽を教えられ感覚記憶に刷り込まれると、無意識のなか取り返しのつかない心の傷を残すと言われています。国立音楽院より派遣するトレーナーの全ては、一定の経歴と能力審査を経た人達です。こども達にとっても楽しく活き活きとした音楽感情が共有できる心豊かな人達(トレーナー)です。吹奏楽演奏は聴衆とともに、平和と福祉そして元気さなど、心からの感動の喜びを生み出します。
渡邊 晟希
私は、高等部からこの学校に入りました。幼少期からピアノを始め、中学時代には吹奏楽でユーフォニアムをやっていました。高校受験の時期に、将来のことを考え、これからも音楽続けたいと思い、音大を目指すため音楽専門であるこの学校を選びました。高校3年間は管楽器リペアや演奏の授業を取り、色々な楽器と音楽に触れてきました。沢山の音楽に出会い、自分の専攻楽器以外もできるようにしたいと思ったので、高校卒業後は他の楽器のレッスンを取ることを決め、専門で残ることにしました。始めは音大に入ることを目標にしていましたが、音大では主に自分の専攻楽器を極めることを求められますが、私は音楽の世界観を拡げるため、オープンシラバス制度で学べることができる国立音楽院がいいなと思いました。現在、ユーフォニアムを主科とし、伴奏を頼まれピアノを弾く機会を頂いていますが、副科ではファゴット・ホルン・ギターと、様々な分野を手に取り音楽漬けの日々を送っています。