
ピアノ演奏科2020年02月21日
音楽プレイヤーこそが、自己の音楽能力やエネルギーを自分のものにする個性としての音楽表現を発揮します。豊潤なる音楽感やテクニックが、その知性や能力を産み出す源。本校から、第一線で活躍する音楽講師・プレイヤーを多数輩出している、伝統と実績があります。
ソルフェージュやピアノのレッスンどちらも熱心に教えてくださる先生がいて、国立音楽院に入ってから和声聴音やピアノの技術面も成長したように思います!とくに、聴音は苦手だったので国立音楽院に入り、それを克服できたのが嬉しいです。将来の夢は、ピアノの先生とピアニスト同時に活躍出来る人になりたいです。私自身教わってきた師匠である先生方のような素晴らしい先生になれるよう今後も頑張っていきたいです!
国立音楽院では、クラシカルをはじめジャズ、ポピュラー奏法のカリキュラムが充実しています。ラウンジプレイヤー、ウェディングプレイヤー、ジャズピアニストとして、また広い音楽性と演奏技術をマスターした作曲家、アレンジャーとして多くの卒業生が活躍しています。彼らは自分の能力やエネルギーを多面的に生かしながら、口を揃えて言います。「学院での多彩なカリキュラムが血となり肉となっている」と。
数多くの国立音楽院卒業生が自宅の一室を「こども音楽ホーム教室」に開放し、その講師となって活躍しています。「幼児リトミック」の資格と経験を身につけている卒業生はこども達の心理をよく読みながら教えています。教室での生徒募集、発表会などの企画は、国立音楽院事業部が提供し応援していますので、安心して教室を開き、運営できます。また、幼児リトミックのこども達が4歳になると、そのほとんどがピアノの個人レッスンに進学します。
ピアノやエレクトーンのほか、楽器の演奏・指導技術のレベルを示す国内の有力な試験対策を行っております。音楽を演奏する人が自分の能力を確かめながらクラシック、ポピュラーなどの総合的な音楽技術を身につけ、音楽を自ら作り表現し楽しむことを目指しています。
世界各国で実施されているグローバルスタンダードとして、Trinity College Londonのグレード試験を実施しています。このグレード試験は国際レベルで自分の実力を識ることができ、審査員はロンドンの本部より派遣されます。留学の際の実力を証明するパスポートとなり、同時に国際レベルでの実力がステータスとなって保証されます。受験レベルは12段階に分かれており、初心者から演奏者まで幅広いレベルでの受験ができます。国立音楽院では1998年よりこのグレード試験を実施し、ピアノ演奏科の学科生は必修受験に指定されています。
Trinity College Londonを基準とした本校が運営する認定試験です。この講師認定試験に合格すると、全国の提携先のカルチャーセンターにおいてピアノ講師として活躍ができます。