
ピアノ演奏科2022年06月14日
■ ピアノ音楽講師コース ■ ピアノプレイヤーコース
昼間部・夜間部【2年制・3年制/定員20名】
徹底した実践授業。
「好きな音楽で生きる」という夢を現実に。
音楽プレイヤーこそが、自己の音楽能力やエネルギーを自分のものにする個性としての音楽表現を発揮します。豊潤なる音楽感やテクニックが、その知性や能力を産み出す源。初心者から音大出身者まで入学されている背景には、第一線で活躍する音楽講師・プレイヤーを本校より多数輩出している伝統と実績があります。
国立音楽院では、クラシカルをはじめジャズ、ポピュラー奏法のカリキュラムが充実しています。ラウンジプレイヤー、ウェディングプレイヤー、ジャズピアニストとして、また広い音楽性と演奏技術をマスターした作曲家、アレンジャーとして多くの卒業生が活躍しています。彼らは自分の能力やエネルギーを多面的に生かしながら、口を揃えて言います。「学院での多彩なカリキュラムが血となり肉となっている」と。
数多くの国立音楽院卒業生が自宅の一室を「こども音楽ホーム教室」に開放し、その講師となって活躍しています。「幼児リトミック」の資格と経験を身につけている卒業生はこども達の心理をよく読みながら教えています。教室での生徒募集、発表会などの企画は、国立音楽院事業部が提供し応援していますので、安心して教室を開き、運営できます。また、幼児リトミックのこども達が4歳になると、そのほとんどがピアノの個人レッスンに進学します。
ピアノやエレクトーンのほか、楽器の演奏・指導技術のレベルを示す国内の有力な試験対策を行っております。音楽を演奏する人が自分の能力を確かめながらクラシック、ポピュラーなどの総合的な音楽技術を身につけ、音楽を自ら作り表現し楽しむことを目指しています。
世界各国で実施されているグローバルスタンダードとして、Trinity College Londonのグレード試験を実施しています。このグレード試験は国際レベルで自分の実力を識ることができ、審査員はロンドンの本部より派遣されます。留学の際の実力を証明するパスポートとなり、同時に国際レベルでの実力がステータスとなって保証されます。受験レベルは12段階に分かれており、初心者から演奏者まで幅広いレベルでの受験ができます。国立音楽院では1998年よりこのグレード試験を実施し、ピアノ演奏科の学科生は必修受験に指定されています。
必修
実技
ワンツーワン方式で行う楽器の実技レッスン。受講生の目的に適した指導講師が各自のレベルや志向に合わせて指導します。将来の資格取得や目標を見据えた楽器を履修してください。
Trinity College London オーディション
科 目
この他、ピアノ演奏科に関する授業のなかから自分で必修科目を決めます。
必修
髙野 遥菜
幼少の頃からピアノを弾いていて、高校時代には吹奏楽部に所属していました。入学前には東京のオペラシティで開催された演奏会に行って感動したことを覚えています。入学後、クラシックのピアノだけではなくエレクトーンも副科でレッスンを取っています。ヤマハグレードを受けるためにはピアノもエレクトーンも必要ですので、ピアノ演奏科に在籍していてもそれが同時に学べることは大変ありがたいです。
ピアノは音楽の様々な分野で用いられる楽器です。基本となる知識や技術だけに留まらず「どこで」「どなたに向けて」ピアノを用いるのか。その具体的なイメージまで描き、実際にどういった工夫や修練が必要となり、それを体得していくのか。その道のりには個人差はありますが一定以上の時間を要します。これまでのご経験に合わせて学習期間を1~2年間とする選択も自由ですが、より確実な歩みを希望される方は是非3年間の学習をご検討下さい。