
ジャズミュージシャン科2023年10月20日
■ ギターセクション ■ ベースセクション ■ ドラム、パーカッションセクション ■ ピアノ、キーボードセクション ■ ヴォーカルセクション ■ 各種管楽器セクション
昼間部・夜間部【2年制・3年制/定員20名】
大切な即興演奏力と演奏家としての自己表現力をビッグネームらの傍らでしっかり学ぶ。
ジャズの発祥は約100年前。アメリカ南部で奴隷解放された黒人達が、喜びを音楽に表現し始めました。ジャズの基本はImprovisation(インプロビゼーション)=即興演奏です。自由な感性とアドリブによるインタープレイ、プレイヤーが聴衆を巻き込んで一体化し、熱くなるスウィングビート。ジャズでしか得られない魅力です。国立音楽院では、ピアノ、ギター、ベース、ドラム、キーボード、各種管楽器、ヴォーカル、作曲の全てを初心者よりプロ志向まで幅広く実践指導。一流ジャズメンでもある指導講師と、ジャズの真ん中に迫ります。実技レッスン(ワンツーワン)、ジャズ基礎、ジャズ理論、ジャズアンサンブル、セッション、ゴスペル、ビッグバンドetcに至る授業のラインアップに、ジャズ専攻生が心より楽しんで打ちこみ、ジャズの魅力にハマっていきます。
プロとして第一線で活躍しているジャズピアニストの池田 公生先生・則岡 徹先生、ジャズサクソフォーン三木 俊雄先生・森 重夫先生、八巻 綾一先生、ジャズトランペッター中川 喜弘先生、ジャズトロンボーン堂本 雅樹先生、ジャズギタリストのTim Donahue先生・岩谷 耕資郎先生・保科 篤志先生、ジャズべーシスト酒井 一郎先生、ドラム齋籐 たかし先生・菅野 吉也先生・田中 文彦先生・Jun Saito先生、ジャズヴォーカリストの夏山 美樹先生など、確かな実力を持つミュージシャン達が実技レッスンからアンサンブル、セッションまでをご指導いたします。
♪ジャズセッションがおもしろい。
名人・達人講師のセッションが多数組まれており、各先生方のジャズセッションに自由に参加できます。頭だけで理解するのでなく豊富な実践の機会を通じ、初心者からでもセッションの実力を身につけていくことができます。
■ ライブやジャズクラブでの演奏
JAZZ仲間達とトリオやカルテットを編み、各地のジャズクラブで演奏活動します。今年度よりジャズファンには定評のある上野ARIES、「ジャムセッション国立音楽院プレゼンツ」を開催することが決定しました。在校生はもちろんOGOBたちも集まります。ここ上野ARIESから日本のジャズシーンを牽引する若手ミュージシャンが育っていくことを願って。
■ ラウンジプレイヤー(ジャズ・ポピュラー)
ホテルのラウンジ、レストランやカフェ、パーティで、BGMからソロ、セッション、歌伴奏の演奏まで、TPOに応じて演奏します。ソロでもユニットでも、即興演奏が要求されますが、国立音楽院のセッション授業を学んでいれば大丈夫です。
■ 現場対応力と即興力を活かす
在学中から様々な演奏の機会があり、対応力を磨くことができます。その即興力は音楽療法やリトミックの現場などでも存分に発揮され、シーンを問わず音楽を自在に活用していくための大きな助けとなることは間違いありません。もちろん、その力はポップスアレンジや作編曲スキルにも繋がり表現をより魅力的にするヒントとなることでしょう。
林 知音
入学する1年前にジャズに興味を持ち始めたくさんのジャズを聴いていました。その前からプレイヤーとしてバンド活動等はしていたのですが一人で始めるにはなかなか難しい分野ですので学べる場所を探していたところ国立音楽院を見つけました。国立音楽院では主にジャズアンサンブルやジャズ理論を学んでいます。国立音楽院はセッションの授業が非常に多く、素晴らしいプレイヤーや尊敬する先生たちと毎日のようにセッションができるのでジャズを学ぶには良い環境でした。ビッグバンドの授業に入って焦りながら必死に譜面を読みまくっていたのがやっぱり印象深いですね。月に6回の昭和女子大でのランチタイム演奏や、昭和女子大の学生たちとの文化祭でのコラボレーション、ハロウィンやクリスマスイベントにもバンドとして出演させていただきました。卒業後はジャズのみならず沢山のジャンルで活躍できるプレイヤーを目指して学内で出会った友達や先生とのバンド活動に取り組んでいます。