
音響デザイン科2020年03月22日
ポップスやロック、ジャズといったバンド編成の音楽、オーケストラなど大編成のクラシック音楽、コンピュータミュージック、声優・朗読、オペラ、ミュージカル、和楽…。国立音楽院にはあらゆるジャンルが身近にあり、ライブやコンサートも年間を通して開催。音響・照明などの技術習得と併せて在学中から様々な経験を積むことができる実践の場が用意されています。
入学前からCD音源やライブを通じて、音楽の音色や音の響きに興味がありました。入学後は音響の知識や機材の技術だけでなく、様々な楽器の特徴や演奏法といった研究もしています。自分が思い描く音を作り上げる作業はハードで時間もかかりますが、実際に音が仕上がったときや完成した音源を聴いてみるのはとても面白いです。自分だったらこんな音源を録りたい、この音はこんな風にアレンジしたい!という気持ちを込めて、日々少しずつ技術を磨いています。
現場のニーズに応じるにはどのようにすれば良いのか、プロの現場で求められる作業スピードとはどのようなものなのか。他学科との交流が自然と生まれる学習環境の中で舞台制作や企画・発想力を日頃から育み、実践を通して現場で役に立つ人材を育成します。卒業後、現場に立った時に明確な違いが生まれたことに気が付くはず。様々な場面に応用が可能となる確かな実力を身に付けられるので、音響デザイン科で学んだ内容は後々の人生において大いに役立つことでしょう。初心者も大歓迎!の超入門編から専門的な授業まで様々な目標やレベルに対応し、資格取得もできます。