アートセラピー科2024年06月19日
アートセラピー科
昼間部・夜間部【2年制・3年制/定員10名】
心の癒やしを求める人のためにアートを広く学び、役立てたい
取得可能資格・進路
- こどもアート指導員
- リトミック療育士®
- 臨床美術士
- アートセラピスト
- カラーセラピスト
- 絵本作家
- 幼児リトミック指導員(フロア担当)
- その他履修科目に応じた資格取得
レッスンのポイント- POINT OF LESSON -
アートで人の感性と知性に働きかけ、癒やし、育てる
こどもの自我の発芽を促す「こどもアート指導員」
ストレスの多い現代社会にあっては、障がいや病気にかかわらず、アートはすべての人の感性と知性に働きかけ、育て、支え、癒やす力があります。セラピーこそアートの本質であり、心の癒やしを求めるすべての人々のためにあるのです。そうした心を癒やす、アートに関連する仕事としては、「こどもアート指導員」「絵本作家」「アートセラピスト」「カラーセラピスト」などが挙げられます。本科では、広くこどもたちの健やかな成長のお手伝いをする「こどもアート指導員」の養成カリキュラムが基本にあり、国立音楽院認定の資格制度を設けています。ものを描いたり、造ったりする喜びを通じ、創造性開発を行うとともに、自由で健康な想像力と夢、そしてこどもの自我の発芽を促すこどもアート指導員。全国各地のカルチャーセンターなどで指導に当たるほか、自宅の一室をアート・アトリエ教室に開放し、その指導員をめざす道も考えられます。
ミュージックセラピーと共に学べるのは国立音楽院ならでは
アートセラピーとは、絵画、造形、コラージュ、箱庭などを利用し、自分を表現することにより心を癒やし、自分自身を成長させる心理療法のこと。こどもから高齢者に至るまで、誰にでも簡単に取り組め、その癒やしの効果は現代社会でますます有用なセラピー技法として、世界から注目されています。一方、カラーセラピーは「色」というツールを利用し分析することにより心とからだの健康を求める色彩療法です。国立音楽院のアートセラピー科では心を癒やすためのさまざまな技法を身につけられるカリキュラムが用意されていますが、最大の利点はミュージックセラピーと共に学べること。アートと音楽を組み合わせて学ぶことで、仕事の幅が一段と広がります。
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カリキュラムの一例- CURRICULUM -
必修
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実 技
- アートセラピー・インクルーシブ
- 箱庭・アートセッション
- 臨床美術士養成講座5級
この他、アートセラピー科に関する授業のなかから自分で必修科目を決めます。
選択
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学院生からのメッセージ- MESSAGE -
早川 沙也佳
小さい頃からディズニーが好きでその後はアニメにも興味を持ち、高校の時は合唱部やダンス部に所属して、たまたまここの地下ホールで発表する機会があり国立音楽院を知りました。人とコミュニケーションをとるのが苦手だったので、好きなことを通じて苦手を克服しようと思いアートや声優、合唱などオープンシラバス制度®をフル活用して活動しています。アートの授業は独自に開発したフラワーアレンジメントを持ち込んで、毎回作品制作をしています。