
コンピュータミュージック科2024年07月16日
昼間部・夜間部【2年制・3年制/定員20名】
コンピューターを使って作編曲し、
ライブパフォーマーとして大舞台へ
音楽の世界にもコンピュータが浸透し、今やプロの作曲家の領域と、素人の若者の優れた感性との境界は曖昧なものとなっています。好きでやりたい人なら誰でも作曲家やクリエイターになれる時代で、誰にでもチャンスがあります。コンピューターを使って自分の作品や表現をクリエイトし、世界に向けて発信する。作編曲からトラックメイカー、マニピュレーターまで、本科ではその道筋を明確にし、個性を輝かせる的確なアドバイスを行うことでクリエイターへの歩みをサポートします。コンピュータミュージックの授業は全体講義と個別指導が一つになっていて、初年度の全体講義ではDAW・DTMに関する基礎知識や作編曲の基礎技能などを学び、翌年度以降は具体的なプラグイン・ソフト音源に関する紹介などを扱います。制作段階に入ると、その先は各自の個性や音楽性が向上するため、一人ひとりに適切な個別指導を重ねていきます。
コンピュータミュージックへの需要の高まりに合わせ、入門編授業は多くの枠を用意。パソコンや機械が苦手な人、音楽経験がなく不安に感じている人も入門編から順を追って学ぶことができます。DAWソフトやプラグイン入りのMacが並ぶコンピュータールームなど、制作に必要な環境は校舎内で自習利用が可能ですが、ゆくゆくは自分でDAWやDTMの環境を構築したいという人に向けた授業も用意されています。また、本科では、作編曲・レコーディング・ミックス・マスタリングといった一連の制作工程において必要となるサウンド・プロデュースの視点やその具体的テクニックについてもしっかりと学んでいきます。ミックス〜マスタリングにおいては音響デザイン関連の授業も組み合わせることで、仕上がりの質の大幅な向上が期待できます。
必修
科 目
※この他、コンピュータミュージック科に関する授業のなかから自分で必修科目を決めます。
選択
八川 卓矢
高校時代に音楽ゲームに出会い、幼少期から続けていたピアノで弾くようなクラシック曲とは全く異なる自分の価値観にはない真新しい音楽性に惹かれて自分も作りたいとDTMを始め、この学校に行き着きました。1年目に自分の音楽性を広めるため様々な授業に参加し、2年目は自身の活動に集中するため授業数を絞り作品を作ることに集中しました。卒業後は音楽ゲームに自分の楽曲を収録させるという目標を叶えるための活動を続けていきます。