
リトミック本科2019年06月07日
「幼児リトミック」を日本で始めたのは、国立音楽院です。幼児リトミック指導員は、教育・芸術・発達心理学・音楽即興・ダンス・音楽療法などにもとづく、本音楽院独自のカリキュラムから生まれます。乳幼児期は心とからだの基礎原点であり、最も大切で重要な時期です。敏感性鋭い幼児期に於ける心身の調和・秩序感・協調性・情操、ドキドキわくわくする旺盛な好奇心や豊かな想像性、元気さを育成します。こどもと同じ純な心で学び、実習ではこどもの楽しむ姿に向きあい、感動し喜びながら成長をも促します。
国立音楽院には3年間通い、主にエレクトーンの勉強をしています。他学科の授業も受けることができるので、以前から興味があった幼児リトミックの勉強もしています。演奏活動をしていけるように日々練習しながら、国立音楽院直営の幼児リトミック教室のピアノアシスタントとして活動も始めました。現場で自分の演奏力を活かしながら、こどもたちと一緒に歌ったりして音楽にひたるのはとても楽しいです。
「音楽を続けてきた経験を趣味で終わらせるにはもったいない!」という思いで入学したので、大人になってから改めて音楽と向き合い、日々充実した生活を送っています。
こどもの潜在能力は幼稚園に入る前の3歳くらいまでに8割以上が形成されるといわれています。音楽への興味や潜在的な能力を引き出すとともに、音楽のリズムに反応して体を動かすことで想像感や創造力を育みます。