
リトミック本科2022年05月31日
昼間部・夜間部【2年制・3年制/定員20名】
こどもの自由な感性と無限の可能性を引き出す「幼児リトミック」を実践、幼児教育のエキスパートを養成します。
「幼児リトミック」を仕事として教室展開を始めたのが国立音楽院です。幼児リトミック指導員は、教育・芸術・発達心理学・音楽即興・ダンス・音楽療法などにもとづく、本音楽院独自のカリキュラムから生まれます。乳幼児期は心とからだの基礎原点であり、最も大切で重要な時期です。敏感性鋭い幼児期に於ける心身の調和・秩序感・協調性・情操、ドキドキわくわくする旺盛な好奇心や豊かな想像性、元気さを育成します。こどもと同じ純粋な心で学び、実習ではこどもの楽しむ姿に向きあい、感動し喜びながら成長をも促します。
国立音楽院が日本で初めて開発・体系化し普及を進めた「幼児リトミック」。卒業生たちが日本全国のカルチャーセンターにおいて幼児教育を実践、そのノウハウを様々な年齢や対象者に適用して「ベビーリトミック」、「ステップアップリトミック®」、「リトミック療育士®」、そして高齢化社会における介護予防・認知症予防のためのプログラム「若返りリトミック®」など、対象にあわせたカリキュラムとして展開し、仕事につなげています。
※ステップアップリトミック®、リトミック療育士®、若返りリトミック®は国立音楽院の商標登録です。
服部 真桜
幼い頃から音楽が好きで、将来は音楽を教える仕事に携わりたいと思っていました。そんな中、リトミックを専門としている先生に出会い、その素晴らしさを実感し、自分もいつかリトミックを専門とした指導をしたいと思い入学しました。授業ではいつも新しい発見があり、リトミックの奥深さや楽しさを実感できています。今後も楽しみながら勉強をすることをモットーに精進していければと思います。
国立音楽院発のリトミックは、長年にわたって培われてきたノウハウを授業や実習で学び、卒業後実際に教室展開する際には学んだ知識や技術を各先生が発展させる形でそれぞれオリジナルプログラムを産み出しています。楽器の演奏技術を教室受講者に合わせて繰り広げる即興対応力、受講者に喜んで頂くための作編曲技術、心理学や医学知識などを通じこどもの発育や障がい者のことを深く知ること。様々な技術がリトミックには詰まっています。様々なシーンで対応できる力を身に付けることは、ご自身のお仕事の幅を広げることに直結します。基礎から時間をかけて3年間しっかりと学ぶという選択肢も是非ご検討下さい。