シンガーソングライター科2024年07月04日
シンガーソングライター科
昼間部・夜間部【2年制・3年制/定員20名】
シンガーソングライターは総合点で勝負する!
取得可能資格・進路
- シンガーソングライター
- 作詞家
- ヴォーカリスト
- アレンジャー
- 音楽制作ディレクター
- ソングライティング講師
- その他履修科目に応じた資格取得
レッスンのポイント- POINT OF LESSON -
大切なのは自分磨きとセルフプロデュース力
自分の魅力を知ることは確かな自信へとつながる
シンガーソングライターと呼ばれるのは「自ら楽曲を生み出し、自ら歌う」というのが元々の意味合いです。アコースティックギターやピアノを弾きながら歌う姿をイメージしがちですが、そうした「型」に当てはめる必要がないのが音楽のもつ自由さです。DAWを用いたり、顔を出さなかったり、あるいは映像と組み合わせたような活動をしているアーティストもいます。肝心なのは、自分の中から生まれてくる楽曲や生まれもった声質、ルックス、性格、キャラクター、人生経験…それらが組み合わさって構成される「その人がもつ魅力」を自身で自覚していくこと。テクニックはあくまでも手段にすぎません。自身の魅力を知ることは確かな自信につながり、その自信はやがて人を引きつける力となります。
人前でのパフォーマンス披露の経験を重ねることで力がつく
シンガーソングライターをめざしたくても独学に限界を感じて入学してくる人が少なくありません。上達のいちばんの近道は自身の現在の状態を知ることと、その状態に対する的確なフィードバックを得ること。そして、それらを繰り返しながら技術や魅せ方を磨く実際の行動です。これを日頃から習慣とし、人前でのパフォーマンス披露などの経験を重ねることで確かな力が身につきます。ボイストレーニング、楽器演奏力、作編曲のスキル、DAW操作、レコーディングやミキシングの知識、作品やパフォーマンスの発信のしかた。こうした要素を組み合わせた総合点がシンガーソングライターとしての魅力とすると、すべてを客観的に捉えながらプロデュースまで誰にも頼らず自己完結することの難しさがわかるはずです。さまざまな講師の教えにふれることの意味、学科の枠を超えた授業が選択できる履修制度と制作環境を活かす意義がここにあります。
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カリキュラムの一例- CURRICULUM -
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学院生からのメッセージ- MESSAGE -
松宗 沙史
私は知識も経験もないなか音楽に関わる仕事をしたく、オープンシラバス制に惹かれ、国立音楽院への進学を決めました。授業やイベントでは地下のホールで広いステージに立って歌うこともでき、個人レッスンでは先生に自分に合った練習方法を教えて頂き成長に繋がりました。卒業後は、自分の作った曲でライブを行えるようになりたいです。今は弾き語りの技術を上げたくてその練習にも励んでいます。