シンガーソングライター科2024年03月18日
シンガーソングライター科
昼間部・夜間部【2年制・3年制/定員20名】
みずから創り、みずから歌おう。
大切なのは自分磨きとセルフプロデュース力。
作詞・作曲・編曲(アレンジ)・歌・楽器演奏・弾き語り・DAW操作・ミキシング・プロデュース。時代の変化とともに様々なアーティストが生まれ、その表現方法の形も今では多岐にわたります。しかしシンガーソングライターと呼ばれる元々の意味合い、「自身で楽曲を産み出し、それを自身で歌う」という点は今も昔も変わりません。自分にできることを用いて表現へと昇華すればその時点でその人は既にアーティスト。その表現の中に歌や作曲が含まれていればシンガーソングライターと呼ばれる。そんな単純なことなのかもしれません。湧き上がるインスピレーションを作品やパフォーマンス、そして表現そのものに込めていくことを学びます。年齢も音楽経験も不問、あなたをお待ちしています。
取得可能資格・進路
- シンガーソングライター
- 作詞家
- ヴォーカリスト
- アレンジャー
- 音楽制作ディレクター
- ソングライティング講師
- その他履修科目に応じた資格取得
シンガーソングライター科ブログ- BLOG -
レッスンのポイント- POINT OF LESSON -
シンガーソングライターは総合点で勝負する。
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■「歌ってみた」の気持ちからでOK
在校生や卒業生の中には、実はYoutuber・Vtuber・ライバーなどの活動を行い、日に日にファンを増やしている方もいます。年齢を問わず誰でも気軽に様々な活動が始めやすい時代ではありますが、それはそれでハードルが高いと感じる部分がある方も同時に増えているのではないでしょうか。国立音楽院の学院生達も、活動を始めたばかりの頃を振り返ると再生数たったの1~2回だったという時期があります。また、今では人の心を動かす歌唱力を身につけている方のなかにも入学当初は「音痴」だった方もいます。歌がうまい・ヘタは講師からの適切なアドバイスとご自身の日頃からのトレーニング次第。恥ずかしがり屋さんでもVtuberのように顔を出さない活動だってできます。興味を持った時点で、既にその人は活躍できる可能性を持っています。まずは少しずつ「歌ってみた」の気持ちで始めてみましょう! -
■自身の魅力を知る道のり
シンガーソングライターというと、どんなイメージがあるでしょうか?アコースティックギターやピアノを弾きながら歌う姿、という方も多いかもしれません。その「型」に当てはめてしまう必要がないのが音楽の持つ自由さです。DAWを用いた活動や、顔を出さなかったり、映像と組み合わせたような活動をしているアーティストもいます。肝心なのは、自分のなかから生まれてくる楽曲や生まれ持った声質、ルックス、性格、キャラクター、人生経験…。こういったものが組み合わさって構成されている「その人が持つ魅力」をご自身で自覚していくこと。様々なテクニックはあくまでも手段。指導講師陣達が授業やレッスンを通じて伝えることは、この「魅力」を引き出すお手伝いをしているに過ぎません。自身の魅力を知ることは確かな自信へとつながります。その自信はやがて人を惹きつける力となっていきます。 -
■様々な「プロ」から学ぶ意味、この環境を活かす意義
今やWeb上には様々な知識がありますが、今も昔も変わらず「独学に限界を感じて」入学される方は後を絶ちません。どの分野においてもいえることかもしれませんが、上達の一番の近道は「ご自身の現在の状態を知ること」と「現在の状態に適した的確なフィードバックを得ること」そして「それらを繰り返して技術や魅せ方を磨く実際の行動」です。これを日頃から習慣として成長を感じながら、人前でのパフォーマンス披露などの経験を重ねることで確かな力が身につきます。ボイストレーニング、楽器演奏力、作編曲のスキル、DAW操作、レコーディングやミキシングの知識、作品やパフォーマンスをどうやって発信するか。こういった要素を組み合わせた総合点がシンガーソングライターとしての魅力とすると、全てを客観的にとらえながらプロデュースまで誰にも頼らず自己完結することの難しさが分かるのではないでしょうか。学科の枠を超えた授業の自由選択ができる履修制度と心強い制作環境を活かす意味と意義がここにあります。様々な講師の教えに触れ、マルチな表現方法を知る講師からセルフプロデュース力を学び、制作環境を余すことなく活用して下さい!
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カリキュラムの一例- CURRICULUM -
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学院生からのメッセージ- MESSAGE -
上原 加奈子
高校生の時音楽に興味を持ち国立音楽院高等部へ入学しました。高等部卒業後も、もっと歌やギターのことを勉強して曲作りにも挑戦したいと思い、シンガーソングライター科へ進学しました。今まで曲を作ったことがなく今年初めての挑戦だったので、大変だったところや難しかったところなど沢山ありましたが、先生方のアドバイスがあったおかげで楽しく作れましたし、1年前よりも色々な面で成長できたと思います。