作曲アレンジ科2024年08月04日
作曲アレンジ科
■ クラシカルセクション ■ ノンジャンルセクション ■ 現代音楽セクション ■ ジャズセクション ■ ポピュラー・ロックセクション ■ 映像音楽セクション ※各コースは自由選択制・複数選択可能
昼間部・夜間部【2年制・3年制/定員20名】
音楽創りのすべてに感応できるマルチクリエイターをめざす
取得可能資格・進路
- 作曲家
- ジングル(CM音楽)ライター
- ミュージシャン
- DTM-DAWの楽曲制作者
- マニピュレーター
- シンガーソングライター
- アレンジャー
- オーケストラ編曲者
- 映像音楽作曲者
- MIDI検定2級・3級・4級
- その他履修科目に応じた資格取得
レッスンのポイント- POINT OF LESSON -
音楽の新たな調和を生み出すクリエイターへの道
作曲・編曲からプロデュースまでマルチにこなすコンポーザー
コンポーザーという職業は作曲だけでなく、編曲からプロデュースまでマルチにこなす作曲家のことを指すケースが多く、自己の才能やエネルギーを多面的に活かす能力を育む必要があります。
国立音楽院ではそれらを合わせて学んでいくことができます。ポップス、ロック、ジャズ、クラシック…とさまざまなジャンルのアプローチがありますが、基礎部分の学習は共通する内容が多く、まずは作編曲の基礎を固めながら、楽曲制作と作品に対する適切なフィードバックを通じて、自身の魅力や強みを知る。自分自身のなかから生まれてきた作品にこそ、個性やオリジナリティー、そしてその人だけがもつ魅力が表へにじみ出てくるものです。そしてフィードバックから得た知見や新たに身につけた知識・技術を作品に反映し、さらにブラッシュアップしていく。
作曲アレンジ科では、さまざまなジャンルの作編曲授業を通じて、この制作リズムを日常へと落とし込んでいきます。
多ジャンル横断でアプローチするオーケストレーションの授業も
作曲家が作るのがメロディーなら、それ以外のすべて=イントロ・伴奏・バックコーラス・間奏・エンディングまでを担当するのがアレンジャー。音楽理論に詳しく、幅広く音楽を聴き知り、コード演奏が弾けることが基本的条件です。本科ではこれらをバランスよく学び、着実にマスターして、高度で万能な音楽的素養を武器とするアレンジャーをめざします。さらに管弦打楽器のフルオーケストラで楽曲を表現する知識や技術を学ぶ「オーケストレーション」の授業も用意。クラシカルはもちろんのこと、コンピュータミュージックをはじめ、さまざまなジャンルを横断する多彩なアプローチで技術と音楽性を磨き、幅広い分野で活躍できるクリエイターを育成します。
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カリキュラムの一例- CURRICULUM -
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学院生からのメッセージ- MESSAGE -
小幡 航生
作曲やアレンジの経験はあったものの、専門的に学びたいと思い、入学を決意しました。ジャンル問わず作曲やアレンジをしたいと思い、ウインドオーケストラやビッグバンド、ジャズセッションの授業など演奏系統と授業を多く履修し、演奏の観点からも多く学べ、アレンジに活かせている思います。