
管楽器リペア科2020年08月10日
「名演奏家の陰に名リペアマンあり」。名言とはうらはらに現状では、各種管楽器の修理技術者が不足しております。貴重な修理技術を習得し、更に演奏家や講師を目指すカリキュラムもあわせて指導。当校では、小・中・高等学校へ吹奏楽指導やトレーナーとして派遣する「吹奏楽トレーナー派遣制度」を行うなど、リペア技術に加え、指導者としても活躍できる音楽人を養成します。リペア技術を長年の実績をもつ職人から学ぶとともに、自由でしなやかな感性と高度な音楽テクニックを身につけ、楽器リペア技術師にとどまらない幅広い活動を望むことができます。
自分は小さい時から楽器が好きで小学生から吹奏楽をしていました。この演奏をきっかけに楽器関係の仕事に就きたいと思い国立音楽院に入学しました。管楽器リペア科の授業では工具や楽器のパーツの名称、実技でのポイントなど多くのことを教えてもらえます。楽器は繊細なため難しいこともありますが練習を重ねできるようになると、とても嬉しくなります。またリペア科は楽器演奏の実技レッスンが必修で自分がやっていた楽器や、やっていなかった楽器のレッスンを受けられるため、興味があることを学べ、良い経験になっております。