国立音楽院

  • 管楽器リペア科

    昼間部・夜間部 【2年制/男女30名】

    名演奏家の陰に名リペアマンあり。
    演奏能力も高め、リペアラーにとどまらない幅広い音楽活動を目指します。

    「名演奏家の陰に名リペアマンあり」。名言とはうらはらに現状では、各種管楽器の修理技術者が不足しております。貴重な修理技術を習得し、更に演奏家や講師を目指すカリキュラムもあわせて指導。当校では、小・中・高等学校へ吹奏楽指導やトレーナーとして派遣する「吹奏楽トレーナー派遣制度」を行うなど、リペア技術に加え、指導者としても活躍できる音楽人を養成します。リペア技術を長年の実績を持つ職人から学ぶとともに、自由でしなやかな感性と高度な音楽テクニックを身につけ、楽器リペア技術師にとどまらない幅広い活動を望むことができます。

    取得可能資格・進路

    • 管楽器リペア技術師(管楽器リペアラー)
    • 日本管楽器修理師協会認定のマイスター
    • 管楽器工房経営
    • 管楽器講師及びミュージシャン
    • 吹奏楽トレーナー
    • その他履修科目に応じた資格取得

レッスンのポイント- POINT OF LESSON -

音楽を基礎から学び、管楽器のスペシャリストを育成します。

  • 管楽器リペア職人を育てる学校
    管楽器の修理は今も昔も変わりませんが、直すノウハウは日進月歩進化しています。修理方法は自動車産業のように確立されたものはなく、リペア技術者個人個人の自由な発想・感性によります。確かな技術者は豊富な技術や能力を持ち、優秀な技術者は自らが修理した楽器が以前と同等、あるいはより優れた機能を発揮できるよう細部の手入れ等を行ったり、そして依頼者に対しては正しい扱い方等を啓蒙すべきでしょう。国立音楽院では演奏者の微妙な要求にも対応でき修理の信頼性を高めることが出来るリペアマンを育てていきます。2年間で、国内のメーカーはもちろん海外の主要メーカーの全ての修理技術を身につけます。更に深く技能の向上の発展を志望する学院生は、研究科に進み研鑽を積みながら本音楽院が併設するリペア工房で活躍したり、個人の管楽器リペア工房を立ち上げ独立の道に進むのも良いでしょう。授業以外も自由に教室、自習スペースが使え、自主作業ができる勉強時間の多さも、他校にはないシステムです。我国最高のリペア技術者たちが長年のキャリアとノウハウをみなさんに伝授いたします。
  • 在学中より実地研修制度がある
    小・中・高校生の吹奏楽演奏をサポートするトレーナーとしての実地研修制度の存在です。先輩トレーナーのもとで活動しながら、その能力や資格が認められると、新しく担当する学校を紹介され、応分の報酬が支払われます。また、2年生の希望者には、管楽器修理の受注や納品などの営業活動を体験して頂きます。吹奏楽トレーナーを行いながら、楽器のメンテナンスやリペアを行い、好きな音楽を活かしながら、一生に亘って安定した人生が保証されます。全員就職を目指しています。
  • 在学中より演奏活動が活発
    「Big Band/Wind Orchestraの響演」と銘打って行われるアニバーサリーコンサートは、東京オペラシティなど一流会場に於いて盛大に開催されます。100名近い団員が奏でる荘厳音、そして華麗な音楽の響きを聴きながら、満席の聴衆にとってはまさに圧巻を覚えます。演奏者の半分以上が管楽器リペア科所属の学院生達です。
  • 楽器のカスタマイズ マウスピースと楽器の仕組み
    マウスピースはただ楽器を鳴らすための道具という概念を覆す講座を開講。管楽器リペアマンとしての見識が広がり、楽器の修理の作業範囲が広がります。プロのミュージシャンたちの修理・改造(楽器のカスタマイズ)に、自身のオリジナルマウスピースの改造など、常に斬新な技能を開拓していきます。
  • カリキュラムの一例- CURRICULUM -

    必 修

    • 実 技

      実技レッスン一覧 から
      選択してください
      ワンツーワン方式で行う実技レッスン。 受講生の目的に適した指導講師が各自のレベルや志向に合わせて指導します。将来の資格取得や目標を見据えたレッスンを履修してください。
    • 科 目

      1. ● 管楽器リペア実習

    選 択

    科 目

    オープンシラバス
    自分が好きで学びたい事を全授業の中から選択
  • 学院生からのメッセージ- MESSAGE -

    齋藤 香奈 埼玉県立岩槻高等学校卒業

    私は中学、高校と吹奏楽部で、将来は音楽に携わる仕事がしたいと思い入学しました。管楽器修理は繊細かつ力も必要で苦手な事も多いのですが、教室は1日中空いているので自分の都合に合わせて苦手克服、学びを深くするために利用しています。また、この学校の学生たちは皆、年齢や経験が様々で、私自身たくさんの刺激を受けながら充実した学校生活を送っています。

TOPICS国産メーカーの修理はもちろん管楽器発祥の地、本場ヨーロッパのメーカーの修理方法を指導。国立音楽院の修理技術は世界のスタンダードレベルを目指しています。

楽器メーカーや楽器店などの修理工場や修理工房で管楽器の修理にあたる技術師。音色や音程を識別できる良い耳と、丹念に修理する探求心旺盛な性格と心構えが必要です。管楽器の愛好熱はますます高まっていますが、微妙な修理は専門家の手に頼らなければならず、管楽器リペア技術師は特殊技術師となって将来的にも有望です。音楽感性や技能の優れた人は、ミュージシャンであると同時に、やがてはプロのリペアラーとなって独立した自分のリペア工房や専門楽器店を開業するのもよい。本科の特色として、修理技術はもちろん、演奏技術も習得します。またドイツMusikmesseの音楽展示会の見学やGebr.Alexander、BohmTools、Buffet CramponやHenri Selmerの工場視察など、楽器製造の世界基準、世界的なマーケットに対する知識と経験を養う研修旅行があります。