2023年08月30日
「信頼されるリペアマンになって、いつか自分の工房を持てるようになりたい」【学生インタビュー】
- インタビュー
- ウインドオーケストラ科
- 管楽器リペア科
「信頼されるリペアマンになって、いつか自分の工房を持てるようになりたい」
ライターの宮原です!
今回は、管楽器リペア 研究科の亀井利佳さんにインタビューをしました!
インタビュー!
・・・国立音楽院を選んだ理由、決め手を教えてください!
管楽器のリペアを学べる学校はあまり多くなく、吹奏楽の授業や室内楽の授業も受けたかったので、
いろんな授業を取れるこの学校を選びました。
・・・オープンキャンパスや体験授業には参加しましたか?
参加しました。初めてフルートの分解と組立てをして、入学前のいい経験になりました。
また、工房の方も優しく、分かりやすく教えてくださったので、とても楽しかったです。
・・・授業での成功、失敗談を教えてください。また、大変なことはなんですか?
成功 — 私はあまり器用な性格ではないので細かい作業はニガテなのですが、
ニガテ意識の高いはんだ付けが上手にできたときはとても嬉しかったです。
失敗 — 先生の話をしっかり聞いても作業の手順を間違えてしまい、楽器を壊してしまいそうになったこともあります。先生の力は偉大でした・・・。
・・・好きな授業や学校生活で楽しいと思う瞬間や、達成感を感じたことはなんですか?
私が履修している授業はほとんどが演奏系の授業で、好きな音楽について語ることができたり、みんなで仲良くワイワイ話したりするのが楽しいです。
最近達成感を感じたのは、この間のサマーコンサートにサックスソロで出て、難曲を吹ききったことです。
・・・どんなお仕事、アルバイトをしていますか?
飲食店でアルバイトをしています!
ありがとう、美味しかったと声をかけてお皿を返却してくれるお客様もいて、やりがいにつながっています。
・・・影響を受けたアーティストや芸能人がいたら教えてください。
サックスで有名な須川展也さんや上野耕平さんの演奏をよくYoutubeなどで聴きます。
やっぱりかっこいいし、こんな風に吹けたらいいなという憧れがあります。
・・・将来の夢や目標はありますか?
将来はいろんな人の楽器を直し、周りの人に信頼されるリペアマンになって、
自分の工房を持てるように頑張りたいです。
・・・良ければ最後に一言お願いします♪
リペアというのはあまり知られていない職業だと思いますが、奥が深くとてもやりがいがあります。
楽器の知識を広げるという意味でもいい経験ができると思うので、ぜひ管楽器リペア科へ!
研究科に入って、本当にすべての行事が最後になるんだなって思ったとき、後悔せずにこの学校を卒業したいと思いました。
何事もチャレンジしよう、最後だからやるだけやってみようと思ってソロに挑戦してみました。
本番で何一つ失敗がなかったわけではありませんが、終わってから色んな人がソロよかったよとか、上手くなったねとか言ってくれて、
ソロで出てよかったなと思いました。
クラコンでもソロに挑戦して、サマコンよりもっといいステージにしたいと思いました。
まとめ
今回インタビューにご協力頂いた方は(2023年8月現在)
研究科 亀井 利佳(カメイリカ)さんです!
メイン楽器はアルトサックスをやっています。楽器の練習は人一倍しています。練習の成果はしっかり誰の目で見てもわかるくらい上達していっています。
前年度に管楽器リペア科を卒業し、さらにリペア師としての技術を磨くため、今年度は研究科への進学を決め、日々修理の勉強にも勤しんでいます。
亀井さんと同級生・友人として、また同じ楽器を演奏する同士として、沢山アンサンブルなどの演奏活動を行ってきましたが、いつも練習熱心な亀井さんにはいい影響を受けています。
これからの活躍にも期待です!
ありがとうございました!