国立音楽院

2018年08月15日

沖縄三線 : 和洋の弦楽器を比べながら楽器や楽譜のご紹介

  • 和楽科

沖縄三線とは日本の弦楽器の一種で、沖縄及び奄美地方で主に用いられます。

「蛇皮線」(じゃびせん/じゃみせんは蛇皮を使ったということで作られた言葉・方言)「さむしる」とも言います。
日本本土の三味線の直接の原型になったとも言われています。ツメで弦を弾いて演奏致します。

今回は「沖縄三線」を奏きこなす、音楽療法学科の児玉裕樹君にスポットを当ててみたいと思います。
彼は、授業の準備、片付け率先してやってくれる、講師からの信頼も厚い人です。

洋弦楽器を代表するヴァイオリンでは運指の事を「ポジション」と言いますが、
三線の世界では「勘所(かんどころ)」と言います。
やはり洋譜と全然違いますね。

こちらは「馬」と言われるもの ↓

弦の下にいれアーチをつくります。ヴァイオリンでは「駒」に当たります。

こちらの譜面は洋譜を下に児玉君が自分で三線用に書いたもの。

書きなれていないと凄く大変そうに私は思えますが、児玉君はさすが記譜が早いです!

「沖縄三線を音楽療法学科の実習で演奏すると、とても喜ばれ、お客様もとても柔らかい笑顔になります。
日本古来の文化、そして優しい弦の音色をこれからも届けていきたいと思います。
国立音楽院に入学して始めて、とても良い意味での厳しい先生の下でピアノとヴァイオリンにも挑戦しています。
洋と和とっても楽しいです。僕はシャイなので顔出し照れてしまいます。
でも校内でPUMAを目印に探してください。
練習いっぱいしているので遭遇確立高いです。Byこだ丸」

児玉君の息抜きは競泳。8/12のとある18歳以上の社会人の競泳大会で見事2位。
体力面でも音楽面でも大活躍の彼。これからもずっと応援しています。

「三味線ワークショップ」の授業紹介

担当講師の桂城杜生先生。

桂城杜生先生のプロフィール写真

日本の伝統楽器三味線は、楽器の種類で沖縄の三線を別にして主に3種類、
音楽の種類だけでも20種類以上あると言われています。

三味線ワークショップでは、主には津軽三味線で使われる太棹三味線で民謡や合奏曲を演奏しています。
基本的には初心者から経験者まで合同で行いますが、一人一人のレベルに合わせてた手や曲を考えております!

楽器は学校のものが、細棹と太棹と数本ありますが、人数が楽器の数を超えた場合は順番に使ってもらっています!
津軽三味線の迫力と、民謡の奥深さを体験されたい方は気軽にお越しください!

— 桂城 杜生 —

三味線を演奏する手元

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