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国立音楽院

2021年06月28日

「音楽」が子ども達の居場所になる―初等部・中等部

国立音楽院の初等部・中等部では、小学校・中学校で不登校悩んでいた子ども達が、音楽を通して充実した学生生活を送っています。
音楽のある場所が子ども達の居場所になる――。国立音楽院の初等部・中等部をご紹介します。

国立音楽院初等部・中等部の3つの特徴

(1)小学校・中学校に在籍したまま通えるフリースクール

国立音楽院は、不登校や進学で悩んでいる子ども達が自分のペースで通えるフリースクールです。フリースクールなので、小学校や中学校に在籍したまま通うことができます。
在籍の学校と国立音楽院が連携し、生徒の出席状況や学習状況、考え方を共有し、その子に1 番良い支援を行います。

(2)本格的な音楽教育を通して居場所をつくる

国立音楽院は、興味ある科目を自由に選択し学ぶオープン・シラバス制(精神の完全自由)。どの授業も、担当するのは第一線で活躍する音楽家達です。
国立音楽院の初等部・中等部では、自分の可能性や適性を活かし切れなかった生徒が、音楽を通して自分の目標や好きなことを見つけています。音楽をモチベーションに音大を目指して高等 部に進学する生徒もいます。生徒達は音楽という居場所を得て、さまざまな物事に前向きにチャ レンジしています。

(3)自分らしく通える柔軟な登校システム

国立音楽院では、不登校の子ども達の第一歩をサポートするために、柔軟な登校システムを採用しています。
履修したい科目に合わせて自分のペースで通うことが可能です。月1回、週1回の登校から始めても大丈夫。少しずつ登校日数を増やして、今では週5日通えるようになったという生徒もいま す。
また、年間を通してコンサートホールやライブハウスを利用した音楽イベントを行っています。さま ざまな演奏レベルのイベントを開催しているので、無理なく参加できます。イベントを通して、友達 の輪が広がることも。

国立音楽院の学習支援・学校との細やかな連携

不登校の原因は多岐にわたり、一概にこれと言い切ることはできません。
国立音楽院では音楽教育はもちろんのこと、生徒の学習支援や学校との細やかな連携を行っています。

(1)学習支援(7w

国立音楽院は、午前(10:00~12:00)に一般学習を行います。一般学習では個別指導のマンツーマン指導を中心に、国語、数学、英語などを学びます。

(2)学校との細やかな連携

国立音楽院の初等部・中等部は、生徒が在籍している小・中学校に毎月国立音楽院の出席状況 と学習状況を報告します。
在籍の学校と連携をとり生徒の状態を常に共有しながら、サポートしていきます。

(3)カウンセリング

国立音楽院では、不登校生徒のご家族の方のカウンセリングにも随時対応しています。(予約制)また、学院スタッフや指導講師、心理カウンセラーが相談内容に合わせて生徒の学習面・精神面のサポートを行います。
生徒の心を第一に考え、楽しく学校生活を送れるよう支援することが共通認識です。

国立音楽院初等部・中等部のカリキュラム例

音楽療育で得意を伸ばす。
やりたいことを自由に選んで、好きな音楽を好きなだけ学びます。

初等部の授業カリキュラム(一部)

  • 楽器の実技レッスン(先生とワンツーワン)
  • 初等部一般学習
  • 初等部ピアノ
  • 初等部創作・歌
  • 初等部体育
  • 初等部音楽表現基礎
  • 初等部メソッド
  • 初等部アート
  • 初等部ヴァイオリン
  • 初等部リトミック など

中等部の授業カリキュラム(一部)

  • 楽器の実技レッスン(先生とワンツーワン)
  • 中等部一般学習
  • 中等部超音楽入門
  • 中等部のための寺子屋
  • 弦楽アンサンブル
  • ウインドオーケストラ
  • バンドアンサンブル
  • 中等部ヴァイオリン など

音楽だけでなく声優やダンス、演劇、ミュージカル、バレエなど多彩な授業があります。リズムを 聴く、歌う、楽器演奏などから学習面や社会性の教育を目指します。子ども一人ひとりの得意な こと・好きなことを伸ばしていきます。
あなたらしい将来への道を、全力でサポートします。※障がい児学習コースがあります