2018年08月08日
入学希望生から学科について質問をいただきました!
- コンピュータミュージック科
- 作曲アレンジ科
資料請求をして、国立音楽院に興味を持ってもらった方より
「新設のコンピュータミュージック科と作曲アレンジ科の違い」
について、質問をいただきました。
両方の学科で作曲することに違いはありませんが、
作曲もピアノ曲、オーケストラ編成の曲、ポップス、ロック、ジャズなど
さまざまなジャンルや、作曲方法もいろいろな切り口があります。
そんな中、コンピュータミュージック科は
コンピュータを使って「音源」を作ることが大きな違いです。
それも、売り物になる程の完成度の高いところまで
自分自身で仕上げていける魅力があります。
たとえば、映画音楽やゲームミュージックは
オーケストレーションなどクラシック的な要素からテクノ・ポップス・ロック・ジャズ、
ワールドミュージックなどジャンルが広いのが特徴です。
しかし作曲のモチーフとなるメロディやコード進行などを考えるときには、
ピアノやギターなどの生楽器があると大変有効的ですし、
コンピュータがないと、音域の広い壮大な曲つくりや音抜けのよいミックスの効いた
リアルな曲作りが出来ません。
だから、生楽器もコンピュータもどちらも必要となります。
そこで、国立音楽院はオープンシラバスという自由選択の仕組みを導入して
作曲アレンジ科に入学してもコンピュータミュージック科に入学しても
どちらの専攻の科目も追加料金無く自由に受講できますし、
その他の学科、例えば演奏学科の授業も同様に自由選択で受講できます。
それぞれ、自由選択の授業で得た知識や技術を、作曲に集結していく作業や
ダンスやアートの授業で得たインスピレーションを作曲に活かしていく作業は
オープンシラバスで自由選択できる国立音楽院でしか学びない内容となっております。
入学に際して、年齢、性別、国籍の制限もありません
譜面が読めなきゃダメ、楽器が演奏できなきゃダメなど経験値の決まりもありません。
とにかく「作曲したい!」「その曲をたくさんの人に聴いてもらいたい!」
そんな気持ちがあれば、担当:島田までご相談ください。
また、8/10(金)18:00~「音符が読めなくてもできる作曲法」など
無料の夏期講習にもぜひご参加ください!!!