2023年06月22日
【 [ kei ] & 延命寺 a.k.a emj 】ロックの日スペシャルイベントを開催しました!【イベントレポート】
- ギタークラフト・リペア科
- ドラムカスタマイザー科
- ロックプレイヤー科
ロックの日スペシャルイベントを開催しました!
6月9日はロックの日!ということで国立音楽院では豪華なゲストをお呼びしてスペシャルイベントを開催!
今回はギタリスト、アーティストの[ kei ]さんとシンバル製作科の延命寺 a.k.a emjさんのお二方に来て頂きました。
本記事では [ kei ]さん編をスタッフ伊藤が、延命寺さん編をスタッフ林が担当します!
~ [ kei ]さん編 ~
まずは[ kei ]さんに登壇していただき、音楽を始めるきっかけ、バンド結成からデビュー、ソロ活動のお話をして頂きました。
小学生の頃からバンドに憧れを持っていたという[ kei ]さん。
中学2年生で念願のバンドを始め、中学校卒業後には既にインディーズで活躍されたそうです。
情熱を持ち活動を続け、メジャーデビュー。バンドの活動休止後はソロで活躍されています。
そして後半は在校生からの質問に答えて頂きました!
■ 質疑応答(一部抜粋)
Q:[ kei ]さんが音楽活動をしてきた中で音楽的な方向転換はありましたか?
A:いっぱいありましたね。自分が雑食系だったので、俺っぽい音楽っていうのも一言でこれ系って言えない感じだと思う。
Q:アルバムごとにコンセプトを区切ったりしたことも?
A:まあ、ありますね。ありますし、最初に人気がでた音楽性と全然違うアルバムを出して戸惑わせたこともあります(笑)
Q:やっぱり音楽性とかってお客さんの反応とか数字で変わっていくんですかね。
A:そういうことも出てきますよね。でもバンドも生き方もそうだけど、
何が自分の中で一番大事か、優先的なのかってところだと思うんですよね。
ある意味バンドをビジネスとして考えてどこまでも成績を積み上げたいと考える人もいれば、音楽として自分が作りたいものを追求する人もいるし。
多分メンバーそれぞれ違うところだと思うんだけど、やっぱりバンドっていうのはそのメンバーたちと夢を見て夢をかなえるってところが大きいから、
メンバーが好きっていうところがあるなら、そこは大事にした方がいいと思いますね。
[ kei ]さんの熱いメッセージは質問した生徒だけでなく、会場にお越し下さったファンや学生の皆にも響きました。
■ イベント終了後の一枚
活躍されているアーティストの方とのお話は生徒にとってとても良い経験になりました。
([ kei ]さんを挟んで左がギタークラフト・リペア科のM君、右がスタッフ伊藤)
~ 延命寺 a.k.a emjさん編 ~
■ ドラムカスタマイザー科特別実習
ドラムカスタマイザー科の特別実習では主にシンバルの扱いについての講座を行いました。
シンバルを傷めない方法からリペアの仕方まで、実践を含みながら分かりやすく解説!
驚くほどの速さで加工を進める延命寺さん。
最後に、延命寺さんが実際に作成したシンバルを見ながら加工によってどう音が変わるのかを検証。
初めて見るオリジナルのシンバルに生徒たちも興味津々です。
生徒たちは約2時間の実習を通して、楽器への理解がより深まり、より憧れに近づくことができたそうです^^
そして場所を移してドラムセミナーへ!
■ ドラムセミナー
シンバルのカスタマイザーのみではなくドラマーとしても活躍している延命寺さん。
今回は初心者から上級者まで大歓迎のドラムセミナーを開催しました。
開始早々デモンストレーション!
凄まじいプレイと延命寺さんオリジナルのシンバルにお客さんの目も釘付けです。
次に、お客さんも交えながらみんなでドラムを叩いて体験!
たくさんの指を使って弾くピアノやギターより、手と足しか使わないドラムは簡単!と、
未経験の方でもドラムを身近に感じることができました♪
さらに、ドラムセットの組み方や注意点、パーツそれぞれの役割などを実際に組み立てながら解説。
そしてついにシンバル製作の時間です!
今回は、シンバルをハンマーで叩いて形を作っていく「ハンマリング」を実演。
ハンマリングの量、深さ、大きさ、それらが唯一無二のサウンドを作り出します。
さて、ここまでの内容を踏まえた上で再びデモンストレーション!
少しドラムが身近になると演奏の聴こえ方も変わってきますね^^♪
最後に、[ kei ]さんと延命寺さんの2ショットでイベントは幕を閉じました。
出演してくださった[ kei ]さんと延命寺さん、ご来校くださった方々、誠にありがとうございました。