2018年09月11日
弦楽四重奏ワークショップ
- ヴァイオリン製作科
- ウインドオーケストラ科
- コンピュータミュージック科
- シンガーソングライター科
- 中等部
- 作曲アレンジ科
- 弦演奏科
- 管楽器リペア科
- 音響デザイン科
- 高等部
「オーケストレーション」の授業関連のイベントとして毎年開催している「弦楽四重奏ワークショップ」は、出品者が書いた弦楽四重奏曲を、外部から招いた演奏家に演奏してもらい、「楽器の特性」や「こういう表情にするにはどう書いたらいいか」など、普段、曲を書いているだけではわからない演奏の実際の部分を、その場で相談し、弾き比べてもらって学ぶ、作曲をする学生向けのワークショップです。
今年は参加人数も多く、9月30日と10月11日の2日間にわたって行います。出品される曲は、オリジナル曲もあれば既存曲のアレンジもあり、それぞれ出品者の個性が表れていて興味深いラインナップになっています。演奏を聴くだけではわからないところまで見えてくるこのワークショップ、入場料無料ですので興味のある方はぜひお越しください。
「オーケストレーション」は「基礎」と「実習」の2つに分かれ、「基礎」ではオーケストラで使われている楽器ひとつひとつの勉強からはじめ、小アンサンブルを経て最終的にはオーケストラ曲を書くということを1年間で目指します。年度末には、学生が書いた曲を学院のオーケストラに演奏してもらう「オーケストレーション試演会」を開催しているほか、「レコーディング実習」の授業とのコラボでは、学生が書いた曲を演奏して録音までしてもらえるという企画も毎年行っています。今回の弦楽四重奏ワークショップもその一環として開催しています。また基礎で学習を積んだ先にある「オーケストレーション実習」は、学校の枠を飛び出し、外部のオーケストラ公演で自作品を演奏してもらうという、より本格的な経験ができる場になっています。
ご予約・お問い合わせ
オーケストレーション 弦楽四重奏ワークショップ第1回
2018年9月30日(日)
会場 : 国立音楽院 B1F コンサートステージ
開場 / 13:50
開演 / 14:00
参加費無料(要予約)
◆作品指導・進行
作曲指導 : 大曽根 浩範
◆演奏
1st Violin : 中村 千鶴
2nd Violin : 永田 諭志
Viola : 原 亜緒衣
Violoncello : 佐々木 大輔
オーケストレーション 弦楽四重奏ワークショップ第2回
2018年10月11日(木)
会場 : 国立音楽院 B1F コンサートステージ
開場 / 13:20
開演 / 13:30
参加費無料(要予約)
◆作品指導・進行
作曲指導 : 大曽根 浩範
◆演奏
1st Violin : 中村 千鶴
2nd Violin : 永田 諭志
Viola : 鈴木 美智子
Violoncello : 佐々木 大輔
〒154-0001 東京都世田谷区池尻3-28-8 国立音楽院
Tel : 03-5431-8085
Mail : contact@kma.co.jp
※お問い合わせ内容の項目に「弦楽四重奏ワークショップ」とご記載下さい。
レコーディング実習とのコラボ講座
オーケストレーション弦楽四重奏レコーディング
2018年11月24日(土)
会場 : 国立音楽院 KMA Recording Studio
仕込開始 / 10:00
講座開始 / 13:00
参加費無料(要予約)
◆指導講師
作曲指導 : 大曽根浩範
演奏指導 : 澤田若菜
音響指導 : 河辺真
「オーケストレーション」の実演を録音する音響デザイン科とのコラボ実習では、音響の仕込み風景からご見学ができます。作曲家や演奏者を志す方をはじめ、エンジニア志望の方やDTMでのストリングスの使い方を学びたい方にも大変おすすめの講座です。こちらのご予約やお問い合わせも国立音楽院までお気軽にご連絡下さいませ。
指導講師紹介
大曽根浩範
東京藝術大学音楽学部作曲科を首席で卒業、同大学院修了。作曲を松下功、篠原敬介の各氏に師事。
NHKの番組「ニッポンの里山」の音楽や、2018年12月から本放送が始まる8Kスーパーハイビジョン初の大型自然ドキュメンタリー番組「北米イエローストーン~躍動する大地と命」をはじめ、「若冲を発掘したアメリカ人」、宇宙博2014のNHKパビリオン・8Kシアター出展映像等、8K規格による番組の音楽を多数担当。
2018年1月、アルディ・フィルハーモニー管弦楽団委嘱作品《島田地域の民謡によるラプソディ》が初演され好評を博した。また吹奏楽《東北地方の民謡によるパラフレーズ》が「題名のない音楽会」で放送され東京ハッスルコピーから楽譜が出版されているほか、NHK国際放送の番組「BLENDS」の邦楽器アレンジをはじめ、ゲーム音楽や企業イベント、舞台等で邦楽器やオーケストラによる音楽を中心に手掛ける。
澤田若菜
2歳よりヴァイオリン・ピアノを始め、東京藝術大学附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。浦川宜也、天満敦子に師事。山陽学生音楽コンクール第1位、JIRA音楽コンクール第3位、他コンクールでも数々の賞を受賞。NHK「お母さんといっしょ」風の森の妖精ヴァイオリン、舞台「山の巨人たち」「最後の一枚の絵」にヴァイオリン演奏役者として出演。日中友好音楽交流会の招待で上海復旦大学に於いてリサイタルを開催。コンクール審査員も務める。多数のアーティストサポート、TV、CM、劇版レコーディング等スタジオミュージシャンとしても活動中。
河辺真
SMORGASのベーシストとしてメジャーデビューして以来、DAITA、相川七瀬など数多くのバンド、アーティストのライブ・サポート、レコーディングを行い、現在も精力的に活動中。楽器や機材に関する造詣が深く、リットー・ミュージック刊行「ベース・マガジン」やwebサイト「デジマート ・マガジン」にライターとして寄稿するほか、ベース教則本も多数執筆。ウッドベースを酒井一郎氏に師事。サウンドレコーディング技術認定試験認定ランクA(取得点数1000/1000)。
ご予約・お問い合わせ
〒154-0001 東京都世田谷区池尻3-28-8 国立音楽院
Tel : 03-5431-8085
Mail : contact@kma.co.jp
※お問い合わせ内容の項目に「弦楽四重奏レコーディング」とご記載下さい。