2024年06月02日
6月1日(土) GC/DC科合同塗装研修【授業レポート】
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6月1日(土) GC/DC科 合同塗装研修 開催!!
気温も高くなり、夏の気配を感じ始めた今日この頃。
国立音楽院の学生は暑さに負けず、日々学びの姿勢を示しています。
さて、国立音楽院では年に数回、外部の方をゲスト講師としてお招きし特別講義を行っています。
今回は、ギター工房「TOYO GUITAR」主宰 / 豊崎貴志 をお招きして塗装研修を開催しました!
今年度の初回講義という事で、スプレーガンの使い方・手順・コツなど基礎的な事柄を座学で学び、
実際に塗装場で吹き付けているところを見させていただきました!
では実際の様子を写真と共に見ていきましょう!
はじめに
今回はギタークラフト・リペア科(以下GC科)とドラムカスタマイザー科(以下DC科)
の合同で行った為、多くの学生と先生が参加されました。
DC科では今年から木胴シェルのスネア製作を実施しており、
講師も一緒に製作から塗装まで行っていきます!
左:戸田高弘 先生(GC科講師)右:豊崎貴志 先生(ゲスト講師)
左:村上敦宏 先生(DC科講師)右:HAZE/大宮洋介 先生(DC科講師)
第一部 塗装基礎編
第一部では、スプレーガンの使い方や塗装の種類・手順を学んでいきました。
スプレーガンには3つのダイアルがついており、空気圧の調整・幅の調整・濃さの調整が可能
何度もやっていくうちに自分のベストな調整ができるようになっていくそうです!
塗装の工程も10工程以上あり、同じ作業を何度も繰り返し丁寧にやっていくことが綺麗な塗装のコツだそうです。
かなりの忍耐力と集中力が求められますね!
学生の皆さんは真剣に話を聞いて、メモをたくさん取っていました。
第二部 塗装実践編
第二部では、GC科とDC科に分かれて塗装場を使った実際の作業風景を見学していきました。
GC科グループ
実践編では最初に、スプレーガンの使い方を確認していきました。
特に使用後の洗浄方法が重要で、いい加減な洗浄をしてしまうと
次に使った時に色が混入してしまったり、スプレーガンの目が詰まってしまったりと
塗装が台無しになってしまうので気をつけましょう!
DC科グループ
豊崎先生は、ドラムの塗装も請け負っており
実際に仕事で使っている回転台をお持ちいただきました!
塗装の手付きがロボットダンスのように機械的な動きで
学生達も驚いていました。
おわりに
第一回塗装研修では、基礎的な知識を学び、実際の作業を見学していきました。
次回の塗装研修では、特殊な塗装方法に挑戦してみる予定です!
国立音楽院では毎年、様々な分野で活躍されている方をお招きして、特別授業を実施しています。
学校内開催に限らず、一般公開のイベントも随時開催しています!!
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ゲスト講師紹介 豊崎貴志
ギター工房「TOYO GUITAR」主宰。
ESPギタークラフト科を卒業後、8年間の講師期間を経て2013年独立。
楽器店経由の修理依頼や多くのアーティストの機材修理を手掛ける一方、アコースティックやアーチト ップギターなど幅広く製作。
また、過去にギターマガジン・レイドバック内「ずっとギターが作りたかったんだぜ(斉藤工務店 ギター製作はじめました)」にて、企画連載の取材協力などを手掛けている。
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国立音楽院では随時学校見学や資料請求を受け付けております。
また、様々な体験講習を常に開催していますので、ご興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください!