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国立音楽院

2019年12月20日

ベースのリフレットと内臓プリアンプ回路自作用のCAD製図~ギタークラフト・リペア科日誌

  • ギタークラフト・リペア科

本日もギタークラフト・リペア科指導講師の戸田高弘先生による
学科日誌が届きました!

今回はベースのリフレットと、内臓プリアンプ自作のお話です。
プリアンプ(アクティブ・サーキット)はスティングレイの回路図から製作。

スティングレイといえばマイケルジャクソンの作品にも参加しているルイス・ジョンソンRed Hot Chili Peppersのフリーといったベーシスト達が愛用するベースとしてお馴染み。世界中にファンの多い楽器ですが、このベースにはプリアンプが内臓されていてゴリッゴリなパワーのある音にもできたり、音質をかなり幅広く調整できるんです。

クラフトリペア科の授業では楽器図面の製図をMacのドロー系アプリで行っていますが、製図だけでなく電気回路のシミュレーションや部品レイアウトも、Mac上でできちゃいます♪

一枚目に登場するリフレット作業中の写真では早速、先日面取りしていたネックピローが活躍していますね!

(関連記事 : ・戸田先生の学科日誌~作業性向上のためにギターやベースの作業・メンテナンス台「ネックピロー(ネック枕)」を自作・改造!」

ベースのリフレットとプリアンプ回路の製図

クラフトリペア科 戸田です〜

生徒さんがご自身のベースのリフレットと、
ついでにプリアンプを内蔵する改造をしたい

ということで
あれこれしております。

リフレット作業中の男性

当初は国産のスティングレイ風モデルから外した、
初期スティングレイに搭載されてたものと同じ回路のプリアンプを
流用しようみたいな話だったのですが

プリアンプ製作の実習も兼ねようと思いつきまして、
まずはネットでスティングレイの回路図をゲット。

いくつかの回路図が表示された画面

写真左上のLTspiceで動作の確認と定数のアレンジをして、
写真左下のEagle(プリント基板のCAD)の回路図画面に
先程LTspiceで書いた回路図を書き写し。

間違いなく書き写したら、写真右のレイアウト画面で
部品と配線パターンを綺麗に並べます。

あとは部品を揃えて基板を組み立てるだけ。
シミュレーションで動作すること自体は確認してるので、
実装でミスがなければ動くはず!

ここから先は、
生徒さんご本人に頑張っていただきましょう☆

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