2018年08月21日
行動療法・認知行動療法・認知リハビリテーションの技法と方法 【集中講座】
- 音楽療法学科
認知行動療法ってなんだろう?
今年度から追加された押山先生の集中講座「行動療法・認知行動療法・認知リハビリテーションの技法と方法」が8月19日、20日に行われました。
認知行動療法とは?
出来事に対して、認知(個々人の信念・考え方)を通して、感情・行動が起こるという点に着目して、認知の再構成により行動の変容を行う療法です。
うん、自分でも何を書いているのかわからなくなってきました(笑)
例えば挨拶をしましたが、相手が返してくれなかった時。
認知:無視された!→感情:悲しい、しょんぼり
認知:聞えなかったのかな?→行動:もう一回言ってみよう
同じ出来事についても認知(考え方)によって感情や行動が変わってくるという事ですね。
認知行動療法とは?というところから
認知の再構成のために4つの強化、オペラント条件付けといった用語の解説と共に実例を考えてみることで理解を深めます。
犬のしつけの時にやっていたのは正の強化だったんだ。
会社の人間関係で負の弱化が起きていたんだと面白い例がたくさん出てきました。
こういった考え方を知ることで、音楽療法のセッションを分析する上で役立ちます。
先生からも現実に即した反応が出てきて非常に面白いとのことで、
お仕事などのバックボーンや年齢層がバラバラな国立音楽院ならではですね。
KUBO