2021年08月24日
Tim先生のLive seminar2021
- ジャズミュージシャン科
- シンガーソングライター科
- ロックプレイヤー科
本日は15時からKMAホールでTim先生による
「ロック・ジャズ・フュージョン・メタルギターセミナー」が開催されました!
ティム・ドナヒュー先生のバンド仲間である
山崎 彰さん(Dr)
野々口 毅さん(Ba)を迎え、バンド演奏によるLive seminarは2時間たっぷり盛り上がりました♪
ナイトムーンギター
17年前に作成された2曲をオープニングから披露してくれました!
1・Better days
2・Liar
どちらも聴きごたえのあるロックナンバーです♪
これまで一人で弾いていたティム先生ですが最高のメンバーに恵まれて幸せだとおっしゃっており
この度、バンドとして披露してくれました!!
3・Love drug
ここでは、ナイトムーンギターとフレットレスギターを使い
同じ曲を披露!
音の違いやギターのもつ音の雰囲気を体感することができました♪
↑このフライングVギターは「コロナキラー」と名付けているそうですww
表現力はどちらもあるが、アタックが柔らかな「コロナキラー」
エッジが欲しいときは「ナイトムーン」
でもこれは聴いている人の感覚でもあり、想像は自由!
バンド全員が曲を演奏している中で風景を奏でる意識をしており、
ティム先生にどんどん違う色を足していってあげるそうです。
ティム先生は、ワンスタイルだけではなく、ジャズを中心に様々に取り入れます。
「なんでも弾けるということはいろいろ聴いていること」
ワンパターンにならないように、ジャズの中にロックフィーリングであったり織り交ぜる。
ジャンルの意識はなく感覚的に動く、作るそうです♪
4・Crimson tide
ギターを作った13歳
楽器の相性はものすごい重要とのことで、いわばギターは友達!
友達は自然であり、お互いがお互いを大切にするから相性も良い!
まずは弾きやすさが大事!
良い素材だとしても弾きづらいのは相性がよくないし、比べることでもわかる!
このようなこともセミナーの中で教えていただきました^^
セミナー内容:
1.) ロック・ジャッズ・フュージョンギターそれぞれの基本、違い
2.) ロックギタリストの必要な音作りのコツ(ひずみ系のギターフレーズをきれいに出すコツ
3.) ジャッズギターの一番大切なswingのり(グループ)を学ぶ事
4.) フュージョンギターのフレーズ作り(コードテンションを利用する)コツ
5.) ロック・ジャッズ・フュージョンジャンルでバンドパフォーマンスのコツ
はっきりした音色を目指す!
【歪について】
弦のノイズを減らすために一つ一つの音がきれいに出るように弾く、はっきりした音を目指す!
では、どうやって出すのか?
弾かない音はなるべくミュートする
また、画期的なそのエクササイズ方法を紹介!
さらにはジャズの作り方など、詳しくはFacebookにもあげておりますのでご覧ください♪
https://www.facebook.com/%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E9%99%A2-493501660823020/
また、ギター以外にもドラムのチューニングについての質問もありました。
ここでは山崎さんが解答してくれます。
ティム先生はチューニングを変えることが多々あるため、ドラムのチューニングも変えている
いろんなジャンルでチューニングを変えて、組み合わせていくことで自分の好きな音が見つかるなど、
考え方が面白く、他楽器の目線からでも勉強になりました!
5・newyork strut
ロックだけではなく、ジャジ~な曲も披露してくれました♪
会場内はムーディーな雰囲気に^^
そして、なんと最後は、前に披露した「Better days」と「love drug」2曲を国立音楽院の在校生が参加して、Tim先生と学生によるコラボです♪
ジャズミュージシャン科の江副さんです!!
江副さんは緊張されておりましたが、音抜けの良い最高のギターサウンドで最高のパフォーマンスを披露してくれました♪
あっという間の2時間が終了
ちなみに本日の音響は、教務の山内先生です!
山内先生は通常の授業でも音響の授業を担当しており、初心者の方にもわかりやすく丁寧に指導してくれます!
体験講習会もございますので是非ご参加ください^^
26日はレコーディングについて!
27日はバンドの音響についてなど盛りだくさんです^^
「コロナに負けるな!!」
ティム先生はMCの中でおっしゃっておりました!
ミュージシャンにとって自粛活動は過酷です。。
だからこそ、国立音楽院は皆さまにロックをお届けしたい!!
writer : Rock Shindo
ティム・ドナヒュー: バークレー音楽大学卒業、作曲、エレクトリックギター、エレクトリックハープギター
EMI Japan、日本クラウンレコーディングアーティスト。米国ジャズイズ誌トップ5ジャズアルバムに選ばれる
ソローアルバム「THE FIFTH SEASON」を発表。日本で松竹映画「マークスの山」のサウンドトラック全音楽を
指揮担当。スーパーバンド「クィーン」ヴォーカリストのポール・ロジャース、
ドリーム・シアターヴォーカリストジェイムズ・ラブリエなとの全世界活躍アーティストの協演でソローアルバム「Voices In The Wind」、
「Into The Light」、「Madmen & Sinners」を発表している。
唯一エーレクトリクハープ・ギタリストとしてレコーディング、コンサート、ギター開発など、活躍中。
Website: http://www.timdonahue.com
山崎 彰:Drums
熱いファンク・グルーヴを得意としながらも、宮本亜門のミュージカルから、LOVE PSYCHEDELICOの全米ツアーなど、ジャンルの壁を越えて活動するドラマー。
また、RolandエレクトリックドラムV-Drumsのデモ・パフォーマンスでも活躍中。日本全国や海外での公演をはじめ、プロモーションDVD、TV/CM出演、
そして開発にも携わる。Bryant McNeilと結成した自己のバンド[LIFE ON EARTH]で、2006年、日本人アーティスト
として初めて、ザ・ローリング・ストーンズの中国・上海公園のオープニング・アクトで演奏する。
現在も様々なアーティストのレコーディングやライブでも活躍中。
Website: http://home.catv.ne.jp/nn/akira
野々口 毅: ベース
インディーズレーベルでのレコーディングやライブ、セッションなどにおいて、ロックからジャズ、R&Bまで幅広い音楽を経験。
2009年、自身の活動の拠点として、「jazz unit DRASCO(ドラスコ)」を結成。
アルバム「Theater」発表。その独創的な楽曲は、2013年、ユニット「藍色の空」に参加。アルバム「金と銀」作成。
2014年、Diners Club Social Jazz Session 2013-14において、最優秀ベーシストに選出。
続けて行われたブルーノート東京での公演において、Lee Ritenour、Patrice Rushen、神保彰、Abe Laboriel、クリスタル・ケイらと共演。
著書 「エレキベースの教科書」2018年 Yamaha Music Entertainment Holdings, Inc. http://www.bassnyonyo.net