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国立音楽院

2018年04月11日

幼児リトミックとは?音楽を通して知育へ効果を発揮します

  • リトミック本科

先生からタンバリンを手渡されている幼児。満面の笑顔で受け取っています。

ブログが書けるようになりましたので、リトミック本科の第一弾としては、幼児リトミックとは何ぞや?から入りたいと思います。

リトミックって何?

リトミックはスイスの作曲家・音楽教育家であるエミール・ジャック・ダルクローズが開発した音楽教育理論です。

音の高低や、調性、拍、音のタイム・スペース・エネルギーといった概念…。こうして言葉で見てみるといかにも難しそうでしょう?リトミックでは身体の動きを通じて音楽の様々な要素や概念を身につけていきます。

リズムや音に含まれるエネルギーを理解することで、その曲のニュアンスを感じ取り理解し、表現することができるようになります。このダルクローズのリトミック音楽教育を受けている7才頃~のこどもたちに、より表現力を増すことを目的に行われていたと言われています。

モンテッソーリ + ダルクローズ = 幼児リトミック

このリトミックに、発育の段階に合わせた敏感期にふさわしい刺激を与えることで、乳幼児の自発性を伸ばすというマリア・モンテッソーリ(イタリアの医学博士、幼児教育者)の教育理論を組み込んで、国立音楽院では幼児リトミックを開発しました。国立音楽院の幼児リトミックは音楽の基礎教育を行うとともに、情操教育を取り入れた内容になっています。

生後6ヶ月頃の赤ちゃんから1才、2才、3才と徐々に内容をステップアップ。

カリキュラムの一例として、ピアノの演奏に合わせて歩いて、音が止まったら歩みを止めたり、早くなったら走ったりといった即時反応を行うことで、音への敏感性を刺激し集中力を養います。

プログラムは対象年齢に合わせて一つ一つの内容にかける時間も綿密に練られており
こども達の集中力が途切れないよう、テンポ良く飽きさせない工夫がちりばめられています。

音楽に合わせてお片づけをしたり、ご挨拶をしたりと協調性や社会性を養う要素を組み込んでいるほか
季節に合わせた内容をテーマにしたり、動物さんの真似をしながらリズムの基礎(2分音符・4分音符・8分音符など)を学んだりと感情や情緒を育みながらもしっかりと音楽教育が連動しています。

語学を学ぶ際、机の上で文法や単語を学ぶより、英会話などのように「まずは話してみましょう!」もしくは「幼少の頃に英語と触れ合う機会を増やしましょう」という考え方に似ているかもしれませんね。

国立音楽院では「英語」と「リトミック」を組み合わせた「やさしい英語リトミック」
「音楽療法」など福祉の現場にノウハウを応用した「若返りリトミックⒸ」(国立音楽院による開発)などもご用意しております。

体験講習などKMA幼児リトミックのおしらせ

こどもの自由な感性と無限の可能性を引き出す「幼児リトミック」を実践、幼児教育のエキスパートを養成します。

国立音楽院が日本で初めて開発・体系化し普及を進めた「幼児リトミック」、卒業生たちが日本全国のカルチャーセンターにおいて幼児教育を実践、そのノウハウを様々な年齢や対象者に適用して「ベビーリトミック」、「ステップアップリトミック®」、「リトミック療育士®」、そして高齢化社会における介護予防・認知症予防のためのプログラム「若返りリトミック®」など、対象にあわせたカリキュラムとして展開し、仕事につなげています。

※ステップアップリトミック®、リトミック療育士®、若返りリトミック®は国立音楽院の商標登録です。

リトミック本科体験やリトミック療育士®の資格取得の説明会などはこちら⇩

リトミック本科

 

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幼児リトミック教室ではどんなことをしているのかな?と気になった方はFacebookで紹介していますので、ぜひご覧ください。
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若返りリトミックで楽しく健康づくり!認知症・介護予防にも効果あり

リトミックの技法を、福祉の現場に応用した「若返りリトミック®」を国立音楽院は開発しました。
これからの高齢化社会で、ますます需要が高まる分野です。
若返りリトミックご紹介記事はこちら

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