2018年09月02日
幼児リトミック×音楽療法コラボセミナー 高梨講師・杢野講師インタビュー
- リトミック本科
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- 音楽療法学科
先日行いました幼児リトミック×音楽療法コラボセミナー、
今回初めての試みという事で、高梨講師・杢野講師に講座の感想を伺いました。
セミナーの様子はこちら
幼児リトミック/高梨講師
今回この講座を引き受けたのは、音楽という大きなジャンルの中で何が出来るのかを自分自身が考えるきっかけになると思ったからでした。
杢野先生とお話する中で、音楽療法の素晴しさを感じる事ができ、人の心に寄り添う音のつけ方を学びました。
又、普段のlessonの中で子供のもつ感性や能力に私自身が助けられていた事にも気づく事ができました。
今回の経験を自分のlessonにいかせるよう音のつけ方について更に研究したいと思います。
音楽療法/杢野講師
今回、ユニークな講座にお声がかかり、イメージはつかめないものの、お引き受けしました。
リトミックは、音楽療法においても、重要な分野なので、この機会に、違いや共通点を意識できることは有意義であると考えたからです。
準備するにあたり、高梨先生とお会いし話をし、先生を通して、リトミックを学ぶことができました。
基本的には、豊饒の海のような「音楽」から、それぞれの形式にのっとって、対象者に応じて創り上げる、という点は同じなのだな、と思いました。リトミックも音楽療法も「創り上げる」芸術的な側面があると思いました。
しかし、それは、高梨先生と私のそれぞれの領域に関わる態度が、「芸術的」という特徴があることから、今回のコラボレーションでは、浮かび上がったのかもしれません。
教育者として、セラピストとして、自分の個性を生かしていくことは、深く求められることです。
そのようなことなども、雑感いたしました。
今回、高梨先生はもちろん、アシストしてくださった卒業生の指田さん、参加していただいた方々、企画担当の久保秋さん、学びの機会を与えていただいて、有難うございました。
国立音楽院ならではのコラボ講座
学院生はオープンシラバスで横断的に授業を受けていますが、講師同士がお互いの授業を見る機会は多くないので、講師にも新鮮な発見があったようです。
国立音楽院ならではのコラボ講座、
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KUBO