2018年11月14日
レコーディングエンジニアを目指せ!レコーディングを体感する実践的な研究と学び
- 音響デザイン科
国立音楽院では、日頃の授業から多学科が連動し実践的な研究を行います。
バンドアンサンブル×レコーディング
国立音楽院では、プロミュージシャン科やシンガーソングライター科の学院生をはじめ
様々な学科に在籍しながら履修ができる「バンドアンサンブル」の授業があります。
こちらの様子は、デジタルミキサーを活用し演奏をレコーディングしています。
音響や照明、企画制作などを学ぶ国立音楽院の音響デザイン科では
こうしたバンド授業での録音のほか、声優・ナレーションの授業でのProtools操作など
マイキングや機器のオペレート技術を日頃から実践で磨いていく事ができます。
授業以外の時間は自習で設備を使う事ができる環境も整っており
高等部・音響コースに在籍する学院生が
舞台制作に関連する国家資格「舞台機構調整技能士」の2級を取得する(前代未聞だったようです)など
日頃身に付けた実力を証明する、目に見える形での確かな実績も残しています。
アーティストと共に最高の舞台を創り上げるPA・照明・企画制作・ローディー・テックや
最高の瞬間を作品としてパッケージするレコーディングエンジニアなど
演奏技術のみならず、国立音楽院は音楽を総合的に学び現場で通用する対応力を身に付ける事が出来ます。
レコーディングを体感する
こちらもレコーディング実習の一部です。
ここでは色々な楽器を収録しました!
バンジョーやカズー、パーカッションなど実に盛り沢山。
演奏に協力してくれたのは在校生と卒業生が入り混じるバンド。
本格的な内容を行いますが、初めはわからなくて当然。
まずは「レコーディングってこういうことをやるんだな」ということを、作業を実際に体感して頭にイメージを描けるようにしていきます。
様々な科目の授業を受けながら、必要な知識や技術をじっくりと学んでいきます。
授業科目は「protools講座」「RECエンジニア養成講座」「電気音響工学概論」
「エンジニア向けイヤートレーニング」「舞台知識全般」など
詳細を知りたい方はこちらもご覧ください
一つ一つの工程を学んでいくと、
「この演奏なら、こういう音作りがしてみたい!」という表現を思い描けるようになり、
先生からの指示がなくても動けるようになっていきます。
今年度で2年目の学院生は、新入生の皆さんからの質問にも応えていました。
自分の覚えた事を人に教える事で、さらに理解が深まります。
このように座学と実習を連動させながら
「現場で活きる知識と技術」を身に付ける音響デザイン科。
これからも他学科とも連動して、様々なジャンルのレコーディング・PA・照明・企画・舞台制作を学んでいきます!
ここでご紹介した他にもレコーディングの様子をお届けしています。
こちらもご覧ください。
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