2022年12月14日
SHOWCASE2022終了致しました!
- コンピュータミュージック科
- 作曲アレンジ科
自作曲の賞レース&公開講評イベント
国立祭2022の第一日目として開催された「SHOWCASE」。コンピュータミュージック科や作曲アレンジ科の在籍生だけでなく、学科を問わずDAW・DTMで作曲された自作曲をエントリーすることができる賞レース&公開講評イベントです。
国立音楽院指導講師のイチノセキョウ先生・藤田宜久先生とともに、TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDで活動するほか音楽制作・アーティストマネージメントなどを手掛ける株式会社ハオックの代表取締役でもあるフジムラトヲル様と、作家事務所「グローブ・エンターブレインズ」代表取締役の大友民男様をゲスト講師としてお招き致しました。
(写真左より、藤田宜久先生・イチノセキョウ先生・フジムラトヲル様・大友民男様)
作曲者による簡単な楽曲説明の後、試聴後の講師陣による楽曲への講評という流れでイベントは進行。楽曲の構成や音色選び、ミキシングや楽器ごとの帯域のすみ分け、「何を狙って作られた楽曲や音なのか」などなど、講師陣による講評の時間は参加者一人一人に合わせた具体的なアドバイスがふんだんに盛り込まれました。
今回エントリーした学院生はコンピュータミュージック科・作曲アレンジ科・ジャズミュージシャン科・ピアノ調律科・高等部・オンラインコースなど様々。
オンラインコースの方もZoomを使って参加。
楽曲を視聴している間は照明でしっかりステージが演出されており、会場はライブさながらの雰囲気。
一通り楽曲試聴が終わった後は講師陣による審査タイム。各講師による「先生賞」が1名ずつ選ばれるほか、合計得点が一番高かった方がグランプリとして選ばれます。
審査の裏側を覗いてみると「どの楽曲も個性的で採点が非常に難しい…悩む」という講師陣の声が漏れていました。個々の各得点は公開されませんが、まだ今は表に出ていない才能の卵達に接して「こうやって業界に活気がどんどん生まれていってほしいですね」と皆様の今後を楽しみにしている様子が印象的でした。
得点の集計作業は、この日司会を務めていたコンピュータミュージック科指導講師の福島英樹先生と、同じく指導講師の東佑樹先生。
結果は是非、配信アーカイブでご覧下さい!
配信終了後は会場限定で講師陣との質疑応答の時間を設けました。楽曲をエントリーした学院生達からは「音楽理論を学ぶ必要」「作曲の仕事がしたい」「ミキシングの上達法」などなど踏み込んだ内容の質問も出ていましたが、講師陣による回答にもたっぷりと時間が設けられ、ひとつひとつ丁寧にじっくりとお答えいただきました。
楽曲制作にご興味のある方、作曲スキルを磨きたい方、ご自身の楽曲がどう評価されるのか気になる方は是非来年のご参加をお待ちしています!
配信アーカイブ
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