2023年09月28日
「伝統的な和楽器の文化を知ってもらいたい」【和楽科・学生インタビュー】
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和楽科2年生の橋本さんにインタビュー
こんにちは、ライターの斉藤です!
今回は、和楽科2年生の橋本さんに学院生活についてお聞きしました。
Q:国立音楽院を選んだ理由と実際に入学してみて感じたこと。
―実技が多く、さまざまな授業を学科に関係なく受講できるため選びました。入学してみて、学内のいろいろなところでジャンルの違う音楽が聴こえてきたりするので音楽の幅が広がると感じました。
Q:入学前の職業とお住まいは?
―入学前は埼玉県に住んでおり、飲食店で働いていました。
Q:当校のオープンキャンパスに参加しましたか。そこで、惹かれたことはありましたか?
―オープンキャンパスで授業をのぞいたり施設の見学をさせていただきました。練習室が多く、設備も整っていたのが魅力的でした。
Q:授業のモチベーションはなんですか?どんな授業を履修していますか?
―さらに演奏技術を向上させていきたいというのがモチベーションとしてあります。また、知らないことを知っていく楽しさもあり、和楽科の授業の他に、日本歌曲(合唱)や奏法研究などの授業を履修しています。
(日本歌曲・参加型の授業発表でした)
(殺陣の演劇イベント)
(元々は三味線をやっていたらしいです)
Q:現在と将来の目標(進路や職業)は何ですか?また、そのきっかけは?
―現時点での将来の目標は、日本人である私たちの伝統的な楽器を海外の方だけでなくもっと日本の人にも知ってもらい、演奏を楽しむ人が増えていくようにすることです。国立音楽院にいて日本という国に住んでいるのに、自分の国の楽器や音楽に詳しくない人が多く、ショックを受けたのがきっかけです。
Q:入学して新しく始めたことはありますか?
―入学してから、殺陣や和太鼓、お箏を新しく始めました。やってみたかったけど環境がなかったので、毎回の授業をとても楽しみにしています。
(橋本さんの1週間のスケジュール)
Q:影響を受けたアーティストや芸能人はいますか?
―上妻宏光さんはずっと聴かせていただいています。音楽理論の勉強をたくさんしてアレンジなどを行なっていると聞き、私もたくさん勉強しないといけないなと感じました。
Q:最後に伝えたいことがあればお願いします。
―グローバル化が進んだこの時代で、もう一度、日本の良き文化を見つめ直し、守り伝えていくことの大切さをなんとか広く知っていただきたいです。日本人として生まれてきて邦楽器に触れたことがないのはとてももったいないので、一度は「生の音」に触れてみてほしいなと思います。
まとめ
とても情熱的に音楽を学び使命感もあふれる内容でした!
国立音楽院での学びを通じて、日本の音楽文化を広め、良い伝統を守っていただきたいです‼
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